「今、ここ」に生きていることに気付く

マインドフルネスで幸せになる!
マインドフルネスで幸せな社会を創る♪
心のトリセツ研究所の藤井です

 

ティック・ナット・ハンのことばをヒントにマインドフルネスについて考察します。

ちなみにティック・ナット・ハンはベトナムの禅僧で、マインドフルネスを世界に紹介したことで有名であり、キング牧師によってノーベル平和賞に推薦されたこともあります。

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「今、ここ」に生きていることに気付く
自分への慈しみが生まれる
その慈しみが他者にも広がる
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自動操縦モードでネガティブ思考にとらわれていると、自分がどんどん嫌いになります。マインドフルに「今、ここ」に生き、ネガティブ思考に自分をもあるがままに観察していると、不思議なことにネガティブ思考は変容し、あるがままの自分を認め、愛することができるようになるのです。不思議ですね♪

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「波」が自分に立ち返る時間があれば、
自分が「波」である、と同時に、
「海」であることにも気付くことができる
すると他者とつながっていることに気づく
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核心に迫ってきました!

スピリチュアルな話が好きな人には大いなる自己の話とピンとくるでしょう。今は実感できなくても、私は私が大いなる自己であると思い出す努力を続けたいのです。大いなる自己であると思い出せたら?その時は他者を慈しむ必要さえなくなるでしょう。すべては一つなのですから♪

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私が見ている他者は
私の意識が作り出したもの、
そう気づくとき、怒りや憎しみが変容する
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そうはいっても自分と他人をわけて考えてしまうのは肉体をもってこの世に生きている限り致し方ないこと…。自分のエゴに限定されている間は自他を分けて考えてしまいます。少なくとも、自分が他人をあるがまま見ているわけではなく、私の怒りや憎しみを投影してみているのだと気付くようにしたいものです。

さらにティック・ナット・ハンは言います。
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怒っているときは
何もしゃべらず
何もしないこと
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自分が怒りにとらわれているなら?それは自分が限定された視点、分離した視点から世界を見ている証拠です。そんな時に怒りでもって怒りに対処すれば、さらに怒りを増幅するだけです。ティック・ナット・ハンはベトナム戦争で多くの仲間を失い、国をおわれ亡命し、そして盟友のキング牧師を暗殺されるという試練を味わいました。

彼は多くの怒り、憎しみ、悲しみを感じたのです。

怒っているときは瞑想で怒りが鎮まるまで何もしゃべらず何もしなかったのだそうです。怒りを瞑想で鎮めたのではなく、瞑想で怒りが鎮まった。そう思います。マインドフルネスにはその力があると信じています。彼がそれを証明しましたから。

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