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16 自分でほめる
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前回はほめられたら素直に「ありがとう♪」とほめ言葉を受け取ることが自己肯定感を強めるひとつの方法と説明しました。
ほめられるのが苦手な人は人をほめるのも苦手です。
自分がどう評価されるかを気にしているので、人のいいところに注目する暇がありません。他人が必要としていることにも気づけないのでどんどん評価が下がります。
つまり、自己肯定感が弱い人は人目を気にしていているわりには、人に目が届かず、気が利かないやつと思われてしまいます。その結果ますます自己肯定感も弱くなるという次第です。皮肉なネガティブスパイラルですね!
その逆に自己肯定感が強い人は、自分がどう見られているかなんてあまり気にしていないので、他の人の様子や要望に目が届きます。
その結果、素直に人をほめることができたり、その人が必要としていることを理解して効果的に手助けできたりします。その結果、他人からの評価も高まり、自己肯定感もますます強くなるという具合。まさにポジティブスパイラル!
ここで注意が必要なのですが、『人からほめてもらう』ことを目的にすると自己肯定感はますます弱くなるのです。
つまり、自分を自分で肯定するためには人に認めてもらうことが必要なら、ほめられるためにがんばることはすべて『自分は自己肯定感が弱い!』という暗示になるからです。
ではどうするのが良いでしょう?
「人から認められる」をやめて、「自分で自分を認める」を心がけるのです。
自分は好かれている
自分はすばらしい
自分には才能がある
自分はできる
自分がやる
肯定的な自分を宣言するのです。それをアファメーションといいます。アファメーションは自己実現のための肯定的自己宣言です。
次回から自己実現のためのアファメーションについて解説します。
さっとく声たからかに宣言しましょう♪
「自分はあるがままですばらしい!」