ある・が・まま

夜中に目が覚めてトイレに行きたくなり、電気を付けずに歩いていて膝をぶつけました。

「痛ーーーっ!」

膝をぶつけて痛いのがあるがままです。

痛いのは嫌だといってみたり、なんでこんなところに椅子が!と罵ったり、電気をつけるんだったと後悔してもあまり役に立ちません。

むしろネガティブな思考によって余計な修飾をほどこされて痛みは増幅する仕組み!

ジタバタせずに痛みを感じているうちに、マインドフルな視点にたてれば、すなわち、一歩引いた視点から冷静に痛みを観察できれば、よけいな修飾をせずに済みますから、やがて痛みは少しずつおさまっていきます。

失敗したり叱責されたりして落ち込んだり怒りがわいたとしたら?

そんな目にあえばがっかりしたり怒りがわいたりするのがあるがままです。

こんなことしなきゃよかったと後悔したり、なんて自分はドジなんだと自己否定したり少しは大目に見てくれればいいのにと他人を批判したりしてもあまり役には立ちません。

むしろ…以下略

ああ、こんな時は自分はがっかりするのだなあ。自分はいま、がっかりしているなあ。怒りや恨みの気持ちもでているなあ…。と一歩引いた視点から心の痛みを観察できたら?

やはり余計な修飾をせずに済みますから、ネガティブな感情も少しづつ癒されて行きます。

あるがままを受け入れる、とか、肯定する、とか愛するとかいうと少し大げさな気持ちもします。

「ああ、こういうときはこういうふうにかんじるのだなあ」と理解するとか、その気持ちによりそうという感覚に近いような気もします。それが私が考えているマインドフルネスです。

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