さむいは禁句か?

マインドフルネスで幸せになる!
マインドフルネスで幸せな社会を創る♪
心のトリセツ研究所の藤井です

 

この原稿を書いている日は冬で

とても寒い日でした。

道路は凍りつき、息は白くなり、

思わず「寒い!」と口にだしてから、

ふと思い出しました。

若いころ何の本で読んだのか、

「寒いは禁句だ!」と主人公に諭す

メンターの言葉をかっこいいなと感じて、

自分も「ツライ」とか「寒い」とかを言わな

いように努力していた時期があります。

ある意味真実であり、「寒い」とぐちを言えば

よけいつらく感じ寒さがつのる印象です。

ただしそれは「うわのそらモード・自動操縦モード」で

愚痴や弱音を吐いた場合です。

辛くない!寒くない!と

強がってみたところで、あるがままの自分は

つらさや寒さを感じているのです。

マインドフルネスとはあるがままの現実を

リアルタイムかつ客観的に気付いていること

ですから、「自分はツライと感じている」

「自分は寒いと感じている」と気づいている

ことで客観視する。

すると、肉体的なきつさや寒さと、

感情的なつらさとが分かれてくる印象です。

そして寒さやつらさにとらわれることで

増幅された心理的な苦痛が手放され、

純粋に体が感じてくる苦痛だけになります。

ここは消してはいけません。

体の声はきちんと耳を傾けて休養をとったり

寒さ対策をしないと、

体を壊し凍えてしまうでしょう。

さて、怒りです。怒りを感じているのが

あるがままの自分なら、

「怒ってなんかいない」と抑圧したり

我慢したり否定したりせず、

「あいつが悪い」と正当化したりもせず、

ましてや「怒るなんて自分はだめだ」

と自己嫌悪したりせずに

「自分は怒りを感じている」と気づき、

言語化しておきましょう。

自分は怒っている!

その事実にきづき、

あるがままの自分を理解した時に

自己受容がはじまります。

たとえ怒りが消えなくたって、

消えないのがあるがままです。

マインドフルに気づいて

怒りにとらわれて増幅した部分が

手放されてもなお怒りが残っているなら、

その怒りに耳を傾けて対処することも

必要ですね。

寒いときには強がっていないで

コートを着た方がいいのと一緒です。

その怒りにどのようなコートが必要なのか?

それはマインドフルになったときに

本人にはわかるでしょう。

<ワンポイントエクササイズ>

「つらい!」「さむい!」「むかむかする!」と

うわのそらにつぶやいてしまったことに

気付いたら、

「自分はツライと感じている」

「自分は寒いと感じている」

「自分は怒りを感じている」

とマインドフルに言い換えてみましょう。

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