心のトリセツの全体像を振り返っています。
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第1回 マインドフルネスとは何か
第2回 自己肯定感を強化する方法
第3回 偽りの鎧について
第4回 身体について
第5回 ブルースリー先生の教え
第6回 瞑想や呼吸法の目的
第7回 3秒しか持たないマインドフルネス
第8回 靴を突っ込む
第9回 イチローの一人実況中継
今回は? 感情に名前を付ける
日常生活の修羅場で偶然に訪れる得難いチャンスがマインドフルネス!しかしマインドフルネスは3秒しか持ちません。
3秒しか開いていない扉に素早く靴を突っ込みマインドフルネスであることを確認し、次に客観視を強めるために一人実況中継します。
実況するには「今、ここ」で感じている感情に気付く必要がありますね。そこで…
『では実況中継に入るぞ。まずはその感情に名前を付けるんじゃ』
「感情に名前を付ける?」
『人に話しかける時の様子をリアルに想像してみるんじゃ。そうじゃのう、最近、何か面倒なことを頼まなくてはいけないことがあったか?』
「あったんですよ。事情があって有給休暇をとったんです。自分の仕事を同僚に頼まなくっちゃいけなかったんですが…」
『それで?躊躇したと?』
「迷惑に思うだろうなと思ったら、ついぐずぐずしてしまってぎりぎりになっちゃいました」
『迷惑じゃないかと躊躇しながら頼むとへんに緊張して、ますますうるさがられるじゃろう?』
「そ、そうなんです!お願いがあるんだけどって言ったとたん、相手の顔が曇ることもあります…」
『自己肯定感が弱いと断られたらどうしようと心配する。その心配や緊張が相手にも伝わってますます自体事態があったするという悪循環!』
「師匠!何とかしてくださいよう!何かいい方法はありませんか?」
『もちろんあるぞい♪』
「えっ!あるんですか?」
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続きはブログにて
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『これは何の講座じゃった?』
「そうでした!マインドフルネスの講座でした」
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『マインドフルネスとは、「今、ここ」の現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることである。この場合のマインドフルネスとは何じゃ?』
「ええと、私が断わられたらどうしようとクヨクヨ考えていること、ですか?」
『そうじゃ。それだけわかっていれば感情に名前を付けることもできるじゃろう?』
「取り越し苦労?」
『取り越し苦労は現象じゃな。感情としてはクヨクヨとか不安などじゃろう。しかし実況中継するうえではどちらでもええ』
「なるほど。クヨクヨ、不安ねえ。それで」
『感情に名前をつけたら、まずはそのままつぶやいてみる』
「クヨクヨ。不安」
『次は「私は今、クヨクヨしていた」と言うてみるんじゃ』
「私は今、クヨクヨしていた」
『うまいぞ、三休』
「ううむ。これって効果あるんですか?」
『ネガティブ思考にとらわれてクヨクヨしている真っ最中、リアルタイムに実況できると効果が実感できるじゃろう』
「あっ、そうか。なぜ効果があるんです?」
『それはドローン効果じゃよ』
「ド、ドローン?あのドローンですか?空から写真撮るあのドローン?」