カテゴリー別アーカイブ: ざ・心のトリセツ

3秒しかもたない!

 

 

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回 マインドフルネスとは何か

第2回 自己肯定感を強化する方法

第3回 偽りの鎧について

第4回 身体について

第5回  ブルースリー先生の教え

第6回  瞑想や呼吸法の目的

 

今回は?

 

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昨日は瞑想や呼吸法の目的まで来ました。呼吸に注目して消し去った雑念がまた戻ってくる。それは普通のことであり、戻ってくる雑念に気付くことがエクササイズの目的だったのです。

 

そしてこの地道なトレーニングを積むと実生活の修羅場の中でマインドフルネスの気付きが発生しやすくなるのです。

 

ではそのあとは?

 

今日からは具体的なシーンで三休と師匠の講座を再開します。

 

『実生活の修羅場の中、たとえばクヨクヨしている真っ最中や怒りにとらわれているまさにその瞬間にハッと我に返った瞬間、すなわちそれがマインドフルネスである』

「そのあとどうするんです?」

『そうじゃなあ。とりあえず靴を突っ込んどくんじゃな』

337 靴を突っ込む話

 

「く、靴をつっこむ??なんですかそれ?」

『三休よ、今何か心配事はないか?ふと我に返るといつもそのことを考えている、そんなものがええぞ』

「そうですね。来週、とっても大切なプレゼンがあるんです」

『なるほど。三休はあがり症だから失敗するんじゃないかと心配なんじゃろう?』

「そうなんです!原稿もパワポも用意したし、練習もそこそこしたんです。でも、いざ本番になったら失敗してしまうんじゃないかと思うと不安になるんです」

『今までの失敗のつらい記憶がよみがえるということか?』

「ええ。ネガティブになっていても仕方ないからクヨクヨしないって心に決めるんです」

『ほう』

「ところがふと我に返ると、またクヨクヨしてるんですよ。ああっ!この瞬間がマインドフルネスなんですね。でもまたすぐにクヨクヨに戻ってしまいます」

『マインドフルネスにはネガティブ思考を手放すという素晴らしい効果がある。その反面欠点もある』

「マインドフルネスの欠点?なんですか?」

『長続きしないことじゃ。三休のようにトレーニングしていないものはせいぜい3秒ぐらいしか続かんじゃろう』

「だからすぐにクヨクヨに戻っちゃうんですねえ。私のようにトレーニングを積んでいないものでもマインドフルネスを長続きさせる方法ってないでしょうね?」

『あるぞい♪』

「えっ!あるんですか?どうすればいいんです?」

『開きかけたドアに靴を突っ込むんじゃ』

 

 つづきはこちら

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「靴を突っ込むって…訪問販売のセールスマンみたいに?」

『そのとおりじゃ。マインドフルネスという気付きの扉が開いたんじゃ。その扉はたったの3秒しか開いておらん。油断すればすぐに閉じてしまうじゃろう』

「なるほど!だからせっかくマインドフルネスになってもすぐにまたクヨクヨしてしまうというわけですか。それで開いたドアに靴をつっこむ!」

『たった3秒のチャンスじゃ。チャンスを逃さず靴を突っ込むんじゃぞ』

「で、靴を突っ込むって、具体的にはどうするんです?」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪知りたいか?』

「も、もちろんですよ」

『それはのう♪』

「そ、それは!」

『明日に続くじゃ♪』

 

「ええっ!!」

 

 

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瞑想や呼吸法の目的

 

 瞑想や呼吸法の目的

 

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回 マインドフルネスとは何か

第2回 自己肯定感を強化する方法

第3回 偽りの鎧について

第4回 身体について

第5回 ブルースリー先生の教え

今回は?瞑想や呼吸法の目的

 

「いまここを感じることと座禅や瞑想で心頭滅却して雑念を払うことのどこが一緒なんですか?」

『で?三休は座禅や瞑想で雑念を払うことができたかの?』

「あっ、いや、その…」

『雑念を払うというのは難しかろう?』

「考えまいとすればするほど、かえって考えちゃうんです」

『そのとおり!考えないようにするというのはとても難しいんじゃよ』

「やはり悟りを開くまで修行を積むしかないんですか?」

『いや。この瞬間にも雑念を払うことはできるぞい』

「え?ど、どうやって?」

『その方法はもう教えてあるぞ』

「ええっ?そうでしたっけ?」

(^^;)ゞ

 

 

つづきはブログにて

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『雑念を払う方法のヒントはブルースリー先生じゃ』

「あっ!Don’t think! Feel!」

『そのとおり。考えるな!感じろじゃ。考えないようにするのは難しい。いったん雑念が消えたとしてもすぐに気になっていることを考え始めるじゃろう』

「考えないぞって考えてることもありますね」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪そのとおりじゃ。というわけで考えないようにするのではなく、感じるようにするのがコツなんじゃ』

「考えないようにするのではなく、感じる…」

『目をつぶって呼吸に注目してみるんじゃ!』

「こ、呼吸に注目って?どうすればいいんです?」

『ゆっくりと息をすうてみい』

「(すううう~~~)」

『鼻を通っていく空気の流れを感じるか?』

「はい。涼しい空気が鼻を通っていきます」

『もう一度息を吸いながら、今度は胸やおなかが膨らんでいく動きを感じてみるんじゃ』

「(すううう~~~)あっ!胸が広がっていく!」

『呼吸に伴って身体にはいろんな感覚が生じるじゃろう。何か一つ目標をさだめてその感覚に気付いておくんじゃ。さあ、しばらく呼吸に注目するんじゃ』

「(すううう~~~)(はく~~~)(すううう~~~)(はく~~~)(すううう~~~)(はく~~~)(すううう~~~)(はく~~~)…」

『さて、三休よ、3分ほどたったぞ。どうじゃった?』

「ええと、鼻の感覚に注目してみました」

『で?』

「最初は集中できたんですけど…」

『また雑念がでたというわけか?』

「そうなんです。ダメだなあ!私って集中力ないですねえ」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪呼吸に注目する。すると集中できている間は雑念が消える。ところが集中が途切れると雑念がでてくる。そうじゃな?』

「はい。面目ないです…」

『それが普通じゃよ。集中が途切れて雑念が出る。雑念が出たことに気付く。また呼吸に集中する。その繰り返しでマインドフルネスを徐々に鍛えていくんじゃ』

「な、なるほど!」

『人は自分の思考のほとんどに気付いていない。ほんの時たま、ハッと我に返った瞬間だけ自分が何をかんがえているのかに気付くんじゃ』

「ハッと我に返った瞬間だけ…」

『ハッと我に返った瞬間だけ…そこだけがマインドフルネスなのじゃ。呼吸法や瞑想は雑念に気付くトレーニングじゃ。地道に努力を続けているとやがて実生活の修羅場の中でハッと我に返る瞬間がでてくる』

「実生活の修羅場って?」

『クヨクヨしている真っ最中や怒りにとらわれているまさにその瞬間じゃ』

「それがマインドフルネスなんですね」

『そのとおり!』

「で?そのあとはどうすればいいんです?」

『そうじゃなあ。とりあえず靴を突っ込んどくんじゃな』

「く、靴をつっこむ??」

つづく

 

次回からは具体的なシーンで解説します。

 

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ブルースリー先生

 

 ブルース・リー

 

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回 マインドフルネスとは何か

第2回 自己肯定感を強化する方法

第3回 偽りの鎧について

第4回 身体について

今回は?

 

「師匠!マインドフルネスはどうやって鍛えたらいいのですか?」

『ヒントはブルースリー先生にある』

「へ?」

『彼はあれこれと考えて悩んでいる弟子にこう言うた。<考えるな!感じろ Don’t think! Feel!>、とな』

「は、はあ。で?」

 

 

 つづきはこちら

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『マインドフルネスとは今ここの現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることじゃ』

「は、はい…」

『今ここの現実にリアルタイムかつ客観的に気付いているように心がける!それがマインドフルネスを鍛える方法である。あれこれ考えずに今自分が何を感じているのかに注意を向けるんじゃ』

「な、なるほど!」

『耳を澄ませて何が聞こえるのか聴いてみい』

「はい!えーと、隣の部屋からテレビの音が聞こえます。それに、あっ!空調の音も」

『公園にいたら風の音、鳥のさえずり、散歩している犬の吠える声、いろんな音に気付くじゃろうな』

「なるほどねえ」

『目を凝らして何が見えるか感じてみい』

「壁にAKBのポスターが!師匠、AKBのファンだったんですか?」

『こ、これ!そんなことには気付かんでも良い』

「ふぉ、ふぉ、ふぉ♪」

『これ!わしの物まねか!もう教えてやらんぞ』

「あっ!すみません。ところで師匠。音を聴いたり壁のポスターに気付いたりするのがマインドフルネスの稽古だというなら、私はいつだって音も聞いているし壁も見てますよ?それだけでいいんだったら何もマインドフルネスなんてことさら練習しなくてもいいのでは?」

『うむ。ただ感じているのと、マインドフルに感じているのはちと違うんじゃ』

「どう違うんです?」

『マインドフルに感じている時、自分が感じているという事実に気付いておる』

「そうか!ぼんやりと見ていても気付いていないってこともありますね。だから見ていることに気付いていることが大切なんだ!」

『そのとおりじゃ』

「はっ!もしかして…これって感じる以外にも応用できるのでは」

『ほう!たとえば?』

「たとえば歩いている時に歩いていることに気付いているとか。スマホいじりながら歩いているといつの間にか目的地についてたりしますよね。それってぼんやり見ているのに気付いていないのと似てます!」

『鋭いのう。普段から自分が何を感じ何をしているかに気付いていること、それがマインドフルネスの修行の第一歩じゃ』

「あれ?でもマインドフルネスの修行って座禅や瞑想で心頭滅却して雑念を払うことかと思ってました」

『そのとおり!』

「ん?どっちなんです」

『どっちも一緒ではないか♪』

「んんん?」

 

 

つづく

 

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