愛と感謝とほんの少しの勇気

心のトリセツの全体像を振り返っています。
第1回  マインドフルネスとは何か
第2回  自己肯定感を強化する方法
第3回  偽りの鎧について
第4回  身体について
第5回  ブルースリー先生の教え
第6回  瞑想や呼吸法の目的
第7回  3秒しか持たないマインドフルネス
第8回  靴を突っ込む
第9回  イチローの一人実況中継
第10回 感情に名前を付ける
第11回 ドローン効果
第12回 偽りの鎧の恐怖

マインドフルネスでネガティブ思考を客観視し、ネガティブ感情から解放されても、うわのそらモードに戻ればふたたびネガティブ思考が始まります。それは潜在意識に残る「偽りの鎧」が原因です。偽りの鎧を脱ぐには?

『こういう時は愛と感謝、そしてほんの少しの勇気じゃな』

「えええっ?どゆこと?」

『三休は偽りの鎧を憎きもの、さっさと脱ぎ捨てるべきものと考えておるじゃろう?』

「そりゃそうですよ!無自覚に偽りの鎧を使ったがためによけい自己肯定感が弱くなって幸せになれないんでしょ?だったらはやく捨てなきゃ!」

『憎い憎いと考えるとどうなるんじゃた?』

「あっ!考えたら引き寄せてしまう?」

『そうじゃ。何かを捨てようとすればするほど、その何かに焦点があたって引き寄せてしまうんじゃ』

「そういえば会議の時なんか、当てられたくないときに限ってあてられたりしますね」

『会いたくないなと思っていると、その人にでくわしたりもするな♪』

「では考えないようにする?」

『嫌なこと、苦手なもの、都合の悪いことを考えないようにするのは一時的には役に立っても問題の解決にはならん!しかも、考えないようにすればするほと考えてしまうじゃろ?』

「そ、そうですよねぇ。では呼吸法や瞑想で心頭滅却して雑念を払う?」

『残りの人生、ずっと瞑想をしつづけるのか?』

「むむう!じゃ、どうしたらいいんです、師匠!」

『だから言うたではないか。必要なのは憎しみではない。愛と感謝、そしてほんの少しの勇気である!』

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続きはこちら

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「愛と感謝、そしてほんの少しの勇気…」

『偽りの鎧についてもう一度復習しておこう。三休よ、偽りの鎧とは何じゃった?三休が理解している範囲で説明してみるんじゃ』

「ええと…たとえば話しかけて無視されたら傷ついてしまう。だから話しかけないようにする。するとその時は傷つかないけど自己肯定感が弱くなってしまう。つまり長い目で見たら自分を守るためには逆効果になる。そういうのを偽りの鎧というんじゃないですか?」

『そのとおり!偽りの鎧と呼んでいるが、そもそも三休が小さくて弱かったころには自分を守るために必要であり、そして有効だったんじゃ』

「必要で有効だった?」

『幼いころは親の庇護を受けなければ生きていけなかった。だから親の顔色をうかがうことは死活問題じゃった』

「そ、そうですか?たとえば?」

『おやつを買ってと駄々をこね、そんな子はもう知りませんといわれてとたんにホントに見捨てられるのではと不安と恐怖に震えたとする』

「は、はあ」

『すると次からはホントの気持ち、すなわち買ってほしいという欲求を隠して生きていくことを覚えるんじゃ』

「な、なるほど」

『成長しても友達や先生との関係の中で偽りの鎧が有効に機能する場面もあったじゃろう』

「嫌われたり仲間はずれにされたりするのは嫌ですもんね」

『大人になってからも役に立つ場面も多かろう』

「はあ。確かにお世話になることもありそうですね。大人でも嫌われたりするのはつらいですから」

『偽りの鎧とはいえ、鎧は鎧である。役に立つ場面もある。そうじゃな?』

「はっ!そうか!!!」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪わかったようじゃな。どうすればよいのか』

さて、賢明な読者のみなさんはこのあとの話の流れはもう予想がつくでしょう。というわけでこのシリーズはここでいったん終わりにします

「えええっ!続きが読みたい!!」
というかたは近日発売予定【偽りの鎧の外し方=愛と感謝、そしてほんの少しの勇気】をお楽しみに

「えええっ!これってセールスレターだったんですか!!」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ、ふぉ♪』

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偽りの鎧の恐怖

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回  マインドフルネスとは何か
第2回  自己肯定感を強化する方法
第3回  偽りの鎧について
第4回  身体について
第5回  ブルースリー先生の教え
第6回  瞑想や呼吸法の目的
第7回  3秒しか持たないマインドフルネス
第8回  靴を突っ込む
第9回  イチローの一人実況中継
第10回 感情に名前を付ける
第11回 ドローン効果

日常生活の修羅場で偶然に訪れる得難いチャンスがマインドフルネス。ネガティブ思考を客観視し、ネガティブ感情から解放されても、うわのそらモードに戻ればふたたびネガティブ思考が始まります。それは…

今回は偽りの鎧を脱ぎ捨てる?

「これでもうネガティブ思考を全部手放して幸せになれるというわけですね♪」

『そうは問屋が卸さん!』

「ええっ!」

偽りの鎧をまだ解決しておらんぞ。ここを解決せねば、マインドフルネスでネガティブ思考を手放しても、うわのそらモードになるたびにまたネガティブ思考が戻ってくるんじゃ』

「偽りの鎧!…ってなんでしたっけ?」

『潜在意識の自己肯定感が弱いものは、他人に承認されないときに容易に傷ついてしまう。傷つかないようにするために自分を守るために鎧をまとう』

「えーと、たとえば?」

『話しかけて邪険にされた経験があれば、また邪険にされて傷つくかもしれないと恐れる』

「は、はあ…」

『傷つかないように自分を守るためには?』

「話しかけないようにする?」

『おおっ!そのとおりじゃ。ところが話しかけないようにするとどうなる?』

「ええと、少なくとも傷つくことはないでしょうね。でも、それじゃ苦しそうですね」

『そう。自分を制限して生きるのだから苦しい人生になるじゃろう。しかも、今回話しかけるのを躊躇してやめたとすると、さらに恐ろしいことが怒る』

「恐ろしいこと?」

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続きはこちら♪

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『次の機会にはもっと怖くなるんじゃ!』

「よけい話しかけづらくなるんですか」

『話しかけないようにすること自体が、<話しかけることは怖いこと>という暗示になるんじゃ』

「なるほど、悪循環ですね。あっ!だから鎧のようで鎧ではない<偽りの鎧>というわけですか」

『そうじゃ。自分を守れば守るほど、自己肯定感がどんどん弱くなるというネガティブスパイラルの罠に陥ってしまう』

「そ、それなら一刻も早くその憎っくき偽りの鎧を脱ぎ捨てなくっちゃ!」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪それじゃ偽りの鎧を脱ぐことはできんぞ』

「ええっ!どうしたらいいんです?」

『愛と感謝、そしてほんの少しの勇気じゃな』

「えええっ?どゆこと?」

つづく

 

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ドローン効果

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回  マインドフルネスとは何か

第2回  自己肯定感を強化する方法

第3回  偽りの鎧について

第4回  身体について

第5回  ブルースリー先生の教え

第6回  瞑想や呼吸法の目的

第7回  3秒しか持たないマインドフルネス

第8回  靴を突っ込む

第9回  イチローの一人実況中継

第10回 感情に名前を付ける

 

 

 

今回は?

 

日常生活の修羅場で偶然に訪れる得難いチャンスがマインドフルネス。しかしマインドフルネスは3秒しか持ちません。

 

3秒しか開いていない扉に素早く靴を突っ込みマインドフルネスであることを確認し、次に客観視を強めるため、感情に名前をつけて一人実況中継します。

 

その効果を師匠はドローン効果と言ってますが…ドローンってあのドローン?

 

 

「実況中継はなぜ効果があるんです?」

『それはドローン効果じゃよ』

「ド、ドローン?あのドローンですか?空から写真撮るあのドローン?」

『そうじゃ。ドローンが三休の上空一メートル後方にいて三休を観察しているところをイメージしてみい』

「斜め後ろから見ていると…後頭部がみえるでしょうね」

『三休がクヨクヨしておる。その様子を観察するんじゃよ』

「ふうむ。けっこう冷静に、そして客観的に自分自身を観ることができそうですね」

『そうじゃ。一歩引いた立場から、冷静な視点で自分自身を観る。それがマインドフルネスじゃ。感情に名前をつけ、実況中継している時、ただしく客観視できれば冷静な観方ができるじゃろう』

「だからドローン効果!」

『リケンノケンともいうな』

「な、なんですかそれは!すたっぷ細胞と関係が?」

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続きはこちら

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『能の世阿弥の言葉じゃ。舞台に立つ自分の目を離れ、観客の立場から自分の姿を客観視するんじゃ。それが演技のコツであると言うておる』

「の、能ですか…あまりピンと来ないなあ」

『柔道の柔ちゃんを知っておるか?』

「谷亮子さんですね」

『彼女は試合中は天井からもう一人の自分が見ている感じだと語っておる』

「天井から!」

『サッカーの中村俊介選手も自分自身の頭の後方の上空から、自分も含めて全体を見ていると言うておる』

「な、なるほど!」

『キャッチャーの古田選手もこう言うておる「もう一人の古田がね、肩の後ろあたりから見てるんですわ。追いつめられていても、もう一人の古田が追いつめられている自分を冷静に見ている。だから、パニックになることはないですね」とな』

「ではマインドフルネスを鍛えるためにはドローンを飛ばして自分を見ろと?いや、ドローンからの視点を思い出せとそういうことですね」

『いざプレッシャーを受けてネガティブ思考にまみれている最中にドローンを飛ばすことは難しいじゃろうな。ふだんから自分を客観視するようにしておくとよいぞ』

「するといざというときにマインドフルネスになりやすい?」

『その通りじゃ。付け焼き刃は役に立たん。普段の心がけも大切なんじゃ』

「わかりました!」

『三休よ、ここまでをまとめてみい』

「日常生活の修羅場で偶然に訪れる得難いチャンスがマインドフルネスですが、マインドフルネスは3秒しか持ちません。」

『ほほう。それで?』

「3秒しか開いていないマインドフルネスの扉に素早く靴を突っ込みマインドフルネスであることを確認し、次に客観視を強めるため、感情に名前をつけて一人実況中継します」

『ふむ。すると?』

「自分自身をドローンから見ているように客観視できるというわけです。えへん!」

『うむ。よく理解したのう♪』

「これでもうネガティブ思考を全部手放して幸せになれるというわけですね♪」

『そうは問屋が卸さん!』

「ええっ!」

『偽りの鎧をまだ解決しておらんぞ』

 

つづく??

 

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