8 何を喜ぶのか?

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8 何を喜ぶのか?

 

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3秒ルールの解説のつづきです

 

1☆ネガティブ思考に気付いたら、

2☆3秒以内に

 

昨日はここまででした

 

 

3☆喜びながら

4☆マインドフルネスを確認する

 

 

 

へこんでいるときにもっとポジティブに考えてみたら?って言われてもなかなか難しいですね。

 

この場合はマインドフルネスというチャンスが訪れたことに限定して喜びます。これなら素直に喜べますね。むりやりなポジティブ思考ではありません。

 

 

 

ポジティブであれ、ネガティブであれ、感情を伴うと潜在意識に刻み込まれやすいです。だから、「やった~♪マインドフルネスだ!気付いた」と小躍りするぐらいのほうが効果的です。

 

昨日も言いましたがマインドフルネスとは「1☆ネガティブ思考に気付いた」という部分だけです。あとはマインドフルネスを長続きさせるためのテクニックです。

 

自転車の練習でいえば補助輪のようなものと思ってください。補助輪は使い倒して必要がなくなったらいつでも捨ててください。

 

 

 

さて、マインドフルネスやマインドフルネス・3秒ルールで手放したネガティブ思考もまた戻ってくるでしょう。マインドフルネスは永続しませんから。その戻ってきたネガティブ思考に気付いたら→また3秒ルールです。

 

 

 

そのうちに、「まっ、いいか」と思えたり、「なんとかなるかも」と思えてきて、心配事を解決する有効な手だてを思いつくでしょう。うわのそらモードでクヨクヨ考えているときには浮かんでこない素晴らしい知恵です。

 

 

 

もっとポジティブに考えてみる、とか、怒る前に深呼吸するなどのテクニックはこの時点でなくては使えません。使うことさえ思い出せないでしょう。マインドフルネスであれば思い出せますが、もうネガティブ思考は手放されているので必要なくなっています。

 

 

次回はマインドフルネス3秒の実例です。

7 なぜ3秒以内に?

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7 なぜ3秒以内に?

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3秒ルールもう一度説明します。

1☆ネガティブ思考に気付いたら、
2☆3秒以内に
3☆喜びながら
4☆マインドフルネスを確認する

この4つのステップでマインドフルネスを鍛えます。3秒ルールがマインドフルネスではありません。マインドフルネスを鍛えるためのツールです。この中でマインドフルネスとはどこか?それは

1☆ネガティブ思考に気付いたら
!この部分です。

気付いた瞬間はそのネガティブ思考から一歩離れた地点にいます。少し俯瞰した視点から、自分自身を含めた状況を冷静に観ることができます。

その結果、ネガティブ思考を手放そうとするのではなく、勝手にネガティブ思考は手放されているのです。ところが!

2☆3秒以内に

マインドフルネスは長続きしません。3秒と言いましたが、実は3秒も持たないんじゃないかと思います。調子がいいので3秒ルールと言っていますけど実際はもっと短い。だから、みんな自分のマインドフルネス体験を自覚できないんです。

怒り心頭に達して怒っている。怒鳴りつけて、たたいてしまった。そこでふと我に返る。その瞬間に怒りは立ち消えになります。しかし、次の瞬間にはまた上の空に戻っています。

「しまった!また叩いてしまった」

「なんて悪い親なんだろう…」

今度は自己嫌悪という別のネガティブ思考にはまっていきます。そこには気付きはありません。マインドフルネスはどこかに飛んで行ってしまいました。

だから、3秒以内に喜ぶんです。何を喜ぶのか? つづく

6 マインドフルネスは3秒間!?

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6 マインドフルネスは3秒間!?

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マインドフルネスになってもネガティブ思考が収まらない時もありますね。それはマインドフルネスが長続きしないからです。

マインドフルネスの持続時間はせいぜい3秒ぐらいです。せっかくマインドフルネスでネガティブ思考を手放しても、すぐにうわのそらモードにもどってクヨクヨしてしまうのです。

だから、ネガティブ思考に気付いたら、マインドフルネスを固定して長続きする秘策を用意しました。

ネガティブ思考に気付いたら、3秒以内に喜びながらマインドフルネスを確認するのです。

やった!ネガティブ思考に気付いた!これがマインドフルネスだ♪

マインドフルネスだと再確認することが何の役に立つのでしょう?

マインドフルネスを強化して長続きさせ次のネガティブ思考の時にはもっとマインドフルになりやすくなります。

なぜ3秒以内か?

マインドフルネスが3秒しか続かないからです。

何を喜ぶのでしょう?

無理にポジティブ思考をするのではなく、マインドフルネスが来たことを喜ぶのです。

このテクニックは「マインドフルネス・3秒ルール」と呼んでいます。お菓子を落としても3秒以内ならセーフというあの3秒ルールにヒントを得て命名しました。

次回から心のトリセツ流・マインドフルネスの極意!マインドフルネス3秒ルールについてシリーズでお伝えします。

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補足 「喜びながら」について

せっかくマインドフルになっても、クヨクヨや怒りなどのネガティブ思考していたこと自体を悔やんで、またうわのそらモードにもどり、ネガティブ思考に巻き込まれなてしまう!「喜びながら」というステップは、そういう人がうわのそらモードに戻らないための手段であり、補助輪のようなものです。慣れてきてネガティブ思考に巻き込まれずにマインドフルネスであることを確認できるようになったら、「喜びながら」という補助輪を外して先に進んでいただいてOKです。

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