A
1)やることがたんまりの時は頭にためこまず、紙にやることリストを書いて見える可するといいでしょう。
あれもこれもやらなきゃって頭の中で考えていると、「あれも、それも、これも、あれも、それも、これも、あれも…」の無限ループにはまってしまい、いくらでもタスクがあるように思えますが、紙に書いてみると「あれ」と「それ」と「これ」の3つだけだとわかりほっと一息つけることもあります
2)「あれもこれもやらなきゃって焦っているなあ」とつぶやいてみましょう。焦っていた自分を客観視して少し冷静になれます。その瞬間に「あれもこれもとおもっていたけど、あれとそれとこれの3つだけだなあ」と現実に即して考えられるようになります。
1)呼吸瞑想がお勧めです。
呼吸に伴って動くおなかや胸の動きや鼻を通る空気の感触を感じてみましょう。
お腹や胸が膨らんだことを感じて→「ふくらみ」と心の中で呟きます
お腹や胸がへこんだことを感じて→「へこみ」と心の中で呟きます
そうこうしているうちに集中や感じることがおろそかになると雑念がでます
「これは雑念だ」と心の中でつぶやいて棚上げし
呼吸を感じることに戻ります
ちなみに、棚上げとは後で考えることにしてとりあえず考えないようにすることです。それで忘れるようなら大した心配事ではなかったのでしょう。
2)身体の揺れや遠心力、加速度を感じてみるのもまた面白いエクササイズです。
右にカーブ→左に振られることを感じて<左>と心の中で呟きます
左にカーブ→右に振られたことを感じて<みぎ>と心の中で呟きます
乗り物酔いする人は遠心力に逆らって身体を動かすと乗り物酔いを防げます。一石二鳥でお勧めですよ♪
3)もっと単純に、「私は今、電車に乗っている」とつぶやくだけでも充分、マインドフルネスです♪
A マインドフルネスとは「今、ここ」の気付きです。
自分が今、歩いていることに気付いていれば、
それだけでマインドフルネスです。
たしかにエクササイズとしての歩行瞑想はお勧めですが、
時間がなければ、
「自分はいま、ここを歩いている」
と言葉に出してみるだけで、
即、「今、ここ」に気付き、
マインドフルな歩行に変わります。
その瞬間に、
これからやらなくっちゃいけない
あれやこれやの心配事から心が離れて、
少し自由になれるでしょう♪
Q)せっかくアサーションしても聴いてもらえなかったら無駄ですか?
A)いいえ!とても素晴らしい効果があります。
アサーションの目的は二つあります。
一つは他者とのコミュニケーションを通して自分の気持ちや事情を理解してもらうこと。理解の結果、相手が共感し受容して行動を変えてくれればそれはすばらしいことです。
もう一つの目的は自分の本心とのコミュニケーションです。ホントは嫌なのに「いいよ」と言ってしまうとき、自分で自分を裏切ってしまいます。その結果、自己肯定感には「自分(の本心)なんて大切じゃないんだ…」という悲しい暗示が入ります。
そこでアサーションです。私は本心では「ノー」です!と頑張って主張することは、「自分は自分を大切にしている」という力強い暗示になるのです。つまり、結果はどうあれアサーションすることによって、自分だけは自分の味方でいることができるのです。
(Q)
マインドフルネス瞑想ではお花畑や青空をイメージしたりしないんですか?また、神の姿や啓示を受けることがありますか?

(A)
マインドフルネスは「今、ここ」の気づきです。「今、ここ」の現実をリアルタイムかつ客観的に感じているのがマインドフルネスなので、ことさら別のイメージを想像・創造したりはしないのです。
具体的には呼吸によってかすかに動くおなかの動きや鼻をとおる空気に刺激された鼻の粘膜のセンセーションをじっと観察しつつ、観察している自分に気づき続けるのです。
ただ、意図的にイメージするときに「イメージしている自分」に気づき続ければ、イメージ瞑想をマインドフルに行うことは可能です。また、イメージであれ、マインドフルに行うのであればマインドフルネスの強化につながります。
イメージするときにイメージしている自分を見失い、イメージの中に没入するならばそれはマインドフルネス瞑想ではなく「迷走」になってしまいます。
神の姿をみるなどの神秘体験をされるのであればそれは明確にマインドフルネスではありません。神秘体験を期待してマインドフルネスを行っても期待外れに終わりますし、そのような形の瞑想体験はマインドフルネスとは別物です。
「こんな時にどうポジティブに考えたらいいんですか?」っていう質問をよくいただくんですが、アプローチの方向が逆なんです。
まずマインドフルになる。
すると、
自分のネガティブ思考を客観視できる
すると、ちょっと気が楽になっている
すると、こんな風にも考えられるよなあって自然に思いつく。
そういう流れです。
もちろん、すぐにポジティブに考えられる人はそうすればいいんです。でもなかなかそうはいかない。ホントにつらい時ってポジティブに考えるのは難しいですからね。
だからまずはマインドフルネスでネガティブ思考を手放す。それからマインドフルにポジティブ思考するというあんばいです。
「感謝が一番のポジティブ思考って聞きました。要するに感謝すればいいんですね」ってよく聞かれるんですが、まあ、正しいんですがこれもうまくいかないときも多いんですね。
ホントに苦しい時には「なんで私が感謝しなくっちゃいけないの!」っていらいらしちゃうこともあるんですね。
まずマインドフルなる。
すると、自分を取り巻く状況がみえてくる。
すると、ずいぶんと気が楽になってくる
すると、自然に感謝の念がわいてくる
そういう流れです。
もちろん、すぐに感謝できる人は四の五の言わずに感謝していればいいんです。でも、いつも感謝できるとは限らない。
だからまずはマインドフルネスでネガティブ思考を手放す。それからマインドフルに感謝するという要領です。
Q 藤井さんはフェイスブックなどで自分のネガティブ思考を公開していますが、それはなぜですか?
A ネガティブ思考を公開しているのではなく、マインドフルネスによってネガティブ思考を手放せた経験をシェアしています。自分の体験をシェアすることによって、マインドフルにネガティブ思考を手放せることを伝えたいのです。

Q 有意義なことをしていない自分がダメな人間だと感じられてしまいます。何もすることがないとのんびりとできず罪悪感がでてのんびりとくつろぐことができません。

A 解答に変えて私のある日の日記を紹介します。参考になれば幸いです
朝は涼しかったのに
日中は日差しも強く、
窓にブラインドを下していても
初夏の陽気です。
今日は比較的時間があったので午前中は
メルマガの原稿を書いていました。
最近スランプだったのですが今日はすいすいと♪
執筆がすすむと心も晴れ晴れとしてきました。
なにか役に立つことや有益なことをしている自分が好きです。
と、同時に、何も生産していないとき
がっかりしている自分にも気づきます。
有意義なことをしていない自分はダメだ
役に立っていない自分は…
私の潜在意識にはそんなビリーフがあるようですね
そのビリーフが満たされたら自分を肯定できて気分は良くなり
満たされないときは自分を否定する想念がわいてくるのです
そのネガティブさも自分です。
マインドフルにそのネガティブ想念に気づくとき
ネガティブ想念は支配力を失います
むりやりに役に立っていない自分を受け入れるのではなく
ちょっと距離をおき
やがて手放す
それができると、
次の機会に同じ想念が出てくるときは
ちょっとだけそのネガティブ想念が軽くなっています。
そうやって少しずつ潜在意識のビリーフが軽くなって
やがては、何もしていないときやスランプの時に
「まっ、いいか♪」
とこころから思えるようになるのでしょうね。
八百万の神々よ、ホントにありがとうございます♪
今日も一日よろしくお願いいたします。ヽ(*´∀`)ノ
#今日も素敵な出来事♪
2016-04-14 No615
Q メールが届きません
A お問い合わせの前に迷惑メールフォルダをご確認ください。エージェントメールのステップメールを使用しています。受信拒否設定になっていないか確認してください。 https://www.agentmail.jp
Q
ネガティブ感情を呼吸法や3秒ルールで一時的に強制的に終了しても、感情を抑圧することになり問題が解決しないのではないか?
A
マインドフルネス3秒ルールや呼吸法などでネガティブ感情を抑圧したりポジティブ思考でごまかしたりしても、ネガティブ感情の原因を解決しなければいずれ抑圧したネガティブ感情が増大してしまわないかという質問です。
まさにその通りです。ネガティブ感情を抑圧すれば処理されない感情はやがて増大し、よろしくない結果を引き起こすことでしょう。
マインドフルネス3秒ルールはネガティブ感情をポジティブ感情で抑え込むことを目的とはしていません。このプログラムはマインドフルネス未経験者・初心者に向けてのものです。つまりたまたま偶然にマインドフルネス体験があっても、マインドフルネスとは気付かずにそのままうわのそらモードに戻りネガティブ思考してしまう人に、「これがマインドフルネスという得難いチャンスである」と認識してもらうための仕組みがマインドフルネス3秒ルールです。
マインドフルネス3秒ルールの手順は
1)ネガティブ思考していることに気付いたら
2)3秒以内に
3)喜びながら「マインドフルネスを」再確認し
4)感情に名前をつけて、実況中継します
アドバンスコースでは、この感情が気にならなくなるまでマインドフルに観察するという手順を踏みます。
マインドフルネス3秒ルールのあとには感情をあるがまま観察し、手放すことが必須です。それが感情に名前をつけ、実況中継し、さらには感情を観察する手順です。
マインドフルネス3秒ルールは自転車の練習のときの補助輪のようなものです。自転車に乗れるようになれば補助輪はむしろ邪魔になります。自分がマインドフルであることに気付いたなら、そのまま感情に名前を付け、実況し、観察することで問題の解決を目指します。

マインドフルネスで幸せになる・マインドフルネスで幸せな社会を創る