★Q 身体についても取り上げる予定は?

身体が大切であることはもちろんです。ただ、残念ながらこの講座の中で体の問題にまで触れるのは時間的に限界があります。将来的に別のコースを作成する可能性はありますが現時点では未定です。

この講座を受ける方がすでに何かの治療手段についてのプロの方であれば、身体的なことについてはご自分のスキルを併用していただくのがいいでしょう。たとえば、勉強会でヨガやアロマや食事療法の指導をするなどです。すると勉強会がご自身のコンテンツの集客の入り口になる可能性がでてきます。ただ、それは「心のトリセツ研究所」のコンテンツとは区別して自己判断と自己責任で実施してください。

★Q コース終了後のサポートについて

1)再受講制度(予約制)
定員に余裕がある場合は、すでに受けたコースを再受講することが出来ます。新規の方が優先になりますのでご了解ください。再受講は1回6000円(税別)です。(平成27年は3000円に割引)

例)
ベーシックコースを1回受講する→6000円
アドバンスコースの1回目だけを再受講→6000円
アドバンスコースを2回とも再受講→12000円

2)協会全体でサポートする方法
まだ具体的には決めていません。心のトリセツ友の会の会報を定期的にお届けするとか全国大会などを開催できたらいいなと考えていますが、まだまったく未定です。将来的にはベーシックコースのほかにもアドバンスコースや単発の体験会などのコンテンツも開発したいと考えています。(2014-07-04)

3)個々のインストラクターがサポートする方法
ご自分が教えた方に定期的に集まっていただき、勉強会などを開いていただくのはとてもよいと思います。その場がご自分のコンテンツの入り口としても活用できると思います。ただ、それを協会として義務づけるつもりはありません。

★Q ベーシックコースのわずかな時間でマインドフルネスを習得できますか?

Q 生徒さんの中には、外界の刺激や過去の思い出、懸案事項に反応して、自動反応が起こったり、あるいは、マインドフルネスな状態がどういったものか分からないという質問が出ると思います。 そういった時にベーシックコースのわずかな時間で上手く指導いただけるものでしょうか?

A いったんマインドフルネスになったとしても懸案事項があればうわのそらに戻るのは仕方ありません。懸案事項に自動反応している自分に何度も気づき、そのつど手放すという作業をくりかえすことこそがマインドフルネスリテラシーを高めるエクササイズになるとかんがえています。これがBのマインドフルネス3秒ルールです。そのためにはマインドフルネスという状態があって、マインドフルネスになれば、いったんはネガティブ思考の連鎖からはずれることができるということを知識でしり、体験することが必要だと考えます。

よって、この講座の目指すところは次の二点です
1)マインドフルネスという状態があり、いったんはネガティブ思考の連鎖からはずれることができることを知る。
2)マインドフルネス・リテラシーを高めるエクササイズを紹介する。

マインドフルネスな状態がどういったものか分からないという質問!そもそもマインドフルネスがどういうものかを人に説明するということが私にはとても難しく感じました。そこをふまえてベーシックコースの一回目を組み立てました。

<わずかな時間で上手く指導いただけるものでしょうか? >
ベーシックコースの一回目と二回目の間に一週間~四週間のインターバルがあり、その間に自分で実習することによって疑問点を明確にしていただいて次回にそれを解決するというながれになっています。

★Q マインドフルネスと共感や受容との関係は?

他人の心の声を聴くことが→傾聴で
自分の心の声を聴くことが→マインドフルネスであり、
自分の体の声を聴くことが→マインドフルにヨガなどのbodyworkをおこなうと思っています。

マインドフルネスと(共感、受容)の関係でいえば、マインドフルネスによって気づきと理解が得られて、その結果共感、受容が生まれるのではないかと思います。それは傾聴の結果、相手を理解することができた(もしくは理解しようと努力した)結果、共感と受容が生まれるのに似ています。

ちなみに、マインドフルネスの定義は下記です。

<マインドフルネス学会の定義>

今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義する。
なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である。

<私の定義>

「今、ここ」の現実にリアルタイム、かつ客観的に気付いていること