Q「暑い!」と言語化したのに涼しくなりませぬ!

Q「暑い!」と言語化したのに涼しくなりませぬ!

感情を客観視するため、名前を付けるとよいと聞きました。しかし、暑いときに「暑い暑い」と言っても全然涼しくなりません。ほかの人が「暑い!」言っているのを聞くと、よけい暑く感じて腹が立ってきます。

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Aその場合、「暑い!」と言うのは感情の客観視ではなく、うわのそらモードで愚痴を言っていることになっているのでしょう。

マインドフルネスとは「今、ここ」の気付きです。それは「暑さを感じること」ではなく、「自分が暑いと感じていることを知っていること」です。

客観視のための言語化ならば「私は今、暑いと感じた」と言ってみましょう。そういえる時は少なくとも暑いと感じている自分を客観視できています。

ところで、「暑いのが嫌だ!」というネガティブ思考によって増幅されたネガティブ感情はマインドフルネスによって手放されて軽減する可能性はあります。しかし暑いと感じている自分を客観視できても「暑さ」がなくなるわけではありません。

暑さを感じなくなって脱水症になったら大変ですね。心頭滅却すれば火もまた涼しと言いますが、心頭滅却しても肉体には限界がありますから、タンパク質が変性してやけどを負うでしょう。その時、熱さを感じないとしたら、身体の声を聴かない=体を大切にしないということになるでしょう。

Q悟りの光とは何ですか

Q悟りの光とは何ですか
(マインドフルネスの光とはなんですか)
講義やセミナーで「マインドフルネスの光」という表現をされます。また、慈悲の瞑想の中にも「悟りの光」という言葉が使われています。この二つは同じものですか?

A
悟りとはとらわれなく、あるがままに世界を観ることです。これを説明するには、逆にとらわれつつ、あるがままでない世界を見ることから説明したほうが分かりやすいでしょう。

たとえば、幼いころから完ぺきを求められてきた人は、誰かに嫌われることを恐れ、人目を気にしたり断れなかったりする傾向があります。

このような人が誰かに挨拶をした時、たまたま返事をもらえなかったりすると「自分は嫌われた!もうだめだ」と思い込みます。メールの返事がなかなか来ないと「嫌われたのかも…」と不安になります。

あるがままの現実は「挨拶に返事がない」「メールの返信がまだ来ない」というだけなのですが、そこに潜在意識下の信念・または恐れが影響して「嫌われる・嫌われた」という意味付けをしてしまいます。

つまり私たちはあるがままの世界を知覚しているのではなく、主観的な世界を体験しているのです。それはあたかも潜在意識というフィルターを通して曇った世界を見ているようなものです。

マインドフルネスとは「今、ここ」の現実をリアルタイムかつ客観的に観ることです。「今、ここ」の現実とは「挨拶に返事がない」「メールの返信がまだ来ない」ということです。

「はっ!私は今、嫌われてしまったに違いないと思い込んでいた!!」その気づきがマインドフルネスです。

潜在意識のフィルターを通さずに「今、ここ」の現実をあるがままに、曇りなく観るにはマインドフルネスが必要です。私はそれをマインドフルネスの光と呼んでいます。

ちなみに、悟りの光とは慈悲の瞑想の中の言葉です。悟りとは現実をあるがまま観ることです。つまり、マインドフルネスのことです。

Q メールが届きません

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Q 文字化け・HTMLの画像が表示されません

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Q 呼吸法をしても雑念が出ない

Q 呼吸法をしても雑念が出ない

呼吸法をして雑念を探すのですが、雑念が出ません!

A 呼吸法を指導すると、雑念が全然でないという人がいます。可能性が二つあります。

1)集中力が強い

もしかしたら修行が進んでいて集中力が強く、マインドフルネスが継続しているのかもしれませんね。それで雑念が出てこないのです。すばらしいですね。どうかマインドフルネス呼吸法を続けてください。

2)闇夜の烏

そうでないとしたら、雑念が出ているのに気付いていない可能性があります。

私たちはふだんひっきりなしに思考しています。次から次へとわいてくる思考の中で、有害なネガティブ思考に気付くのは容易なことではありません。それはあたかも闇夜にカラスを探すようなものです。上の図では背景(普段の思考)に隠れて内側の黒い四角(ネガティブ思考)が目立ちません。

 

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呼吸法をしてマインドフルになると、いったん思考が消えます。呼吸に集中することでその他の思考をいったん消去するのです。そこから新たに立ち上ってくる思考(雑念)は気付きやすいのです。下の図では呼吸法の効果で多少背景が薄れてきて黒い四角、すなわち雑念が目立つようになっています。

つまり、呼吸法は思考(ネガティブ思考)に気付きやすくなるための基礎トレーニングなのです。

ところがマインドフルに呼吸法をしているつもりでも集中力が足りないと思考を消すことができません。つまり、うわのそらモードのままぼんやりと呼吸に集中しているつもりになっているのです。うわのそらモードのまま(上の図のまま)呼吸法をしていても思考や雑念には気付かないかもしれません。

頑張ってマインドフルネス・呼吸法を続けましょう。

 

Q 呼吸法を毎日続けられません

Q 呼吸法を毎日続けられません

A モチベーションのヒントを3つプレゼントします

1)結果の可視化

呼吸法をするたびに効果が実感できればだれでも継続できます。ところが、その日の努力が目に見えて現れるわけではありませんね。モチベーションが続かないのは日々努力しているのに結果が目に見えて現れないからです。

そこで日課表をお勧めしています。毎日の努力を日課表に記載することで目に見える形に変換します。結果の可視化です。

2)日課の習慣化

日課表を使ってとりあえず28日間続けてください。28日間続けばそれは習慣になります。歯磨きをせずに寝たら落ち着かないように、呼吸法をしないと落ち着かないという所まで頑張って続けてください。

3)呼吸法の意義を確認

私たちはふだんひっきりなしに思考しています。次から次へとわいてくる思考の中で、有害なネガティブ思考に気付くのは容易なことではありません。それはあたかも闇夜にカラスを探すようなものです。

呼吸法していったんマインドフルになると思考が消えます。そこから新たに立ち上ってくる思考(雑念)は気付きやすいのです。

つまり、呼吸法は思考(ネガティブ思考)に気付きやすくなるための基礎トレーニングなのです。基礎トレーニングをきちんとやっていると、やがて日常生活の中で有害なネガティブ思考にも気づきやすくなります。

つまり、マインドフルネス・3秒ルールを使ってネガティブ思考を手放すことが上手になるには呼吸法も同時に行うのが効果的なのです。

瞑想はしないのですか?(WEB講座)

Q 瞑想はしないのですか?(WEB講座)

 

A マインドフルネスの練習法としては

瞑想や呼吸法が一般的ですが

WEB講座で瞑想を扱うのは限界があります

そこでこの講座では

瞑想のかわりにマインドフルに生活することで

マインドフルネスを鍛える方法を紹介します。

マインドフルネスとは「引き寄せの法則」ですか?

Qマインドフルネスとは「引き寄せの法則」ですか?


マインドフルネスとは引き寄せの法則のことではありません。マインドフルネスとは「今、ここ」の現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることです。

引き寄せの法則は自分の考えた思考や、感じた感情に似た現実を引き寄せることです。ポジティブ思考すればポジティブな感情を味わい、ポジティブな現実を引き寄せます。その反対にネガティブ思考してしまえば、ネガティブな感情をなめてネガティブな現実を引き寄せてしまいます。

だから当然、ポジティブ思考したいのです。ところが、うわのそらモードだと自分がネガティブ思考していることに気付かずにネガティブな現実を引き寄せてしまいます。ポジティブ思考してポジティブな現実を引き寄せるには意図的にポジティブ思考することが必要です。

そこで役に立つのがマインドフルネスです。マインドフルな時、「今、ここ」で必要のないネガティブ思考を手放すことができます。ポジティブに考えてみるという選択肢も生まれます。

マインドフルネスはポジティブ思考でも引き寄せの法則でもありません。しかし、ポジティブに考えてポジティブな現実を引き寄せるためにはマインドフルであることがとても役に立つのです。

マインドフルネスなら潜在意識の中のことにも気付けますか?


マインドフルネスなら潜在意識の中のことにも気付けますか?

マインドフルネスとは

「今、ここ」の現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることでした

気付いているということは、認識できるということです

つまり、マインドフルネスとは顕在意識の領域のことです

ただし、顕在意識=マインドフルネスではありません

認識できていて、しかも、

認識していることに気付いていることがマインドフルネスです

マインドフルネスが上達すれば

やがて認識できる範囲がふえて、

潜在意識の中に隠されていたものも認識できるようになるでしょう。

トリニティ マインドフルネス

顕在意識と潜在意識の境界は固定されていません

たとえば、うわのそらモードや酒に酔った状態なら境界は上昇し、認識できる範囲が狭まります。だから、外界の刺激に反応的になってしまい、意図的に、正常に、合理的に判断できなくなってしまします。
アルコール2

マインドフルネスならむしろ境界は下に下がって認識できる部分が広がります。その結果、時に潜在意識領域にまで認識の光が届くようになります。その時、潜在意識の智恵にふれてすばらしいアイデアが天啓のように訪れたり、、また、隠されていたものに光が当たって洞察がおこり、長年の問題が解決に向かうこともあるでしょう。

たとえば、レジで自分の前に並んでいる人が小銭を財布からもたもたと出している。「自分なら小銭ぐらい用意しとくのに!気が利かない人だなあ」そうイライラした自分にふと気づく。マインドフルにそのイライラを手放す。

そこでふと「そうか!自分は自分の後ろの人に迷惑をかけて非難されるのが怖かったんだ!だから小銭を用意していたんだ!」と悟るのです。

後ろの人の迷惑にならないように小銭を用意していることは知的なレベルでは当然認識しています。それが、自分の恐れと深く結びついていることをマインドフルな状態で気付いた時に、表面的なイライラだけでなく、潜在意識の中にある自分の恐れを癒して手放すチャンスが来るのです。

マインドフルネスは「今、ここ」の気づきです。顕在意識の領域の話です。しかし、マインドフルネスの光は顕在意識をこえて潜在意識、身体にまで届くことがあります。

ちなみに身体の声を聴くことは潜在意識の声を聴くことよりも比較的容易です。自分の体のどこによけいな力が入っているのかを感じるだけでも身体の声を聴くことができるでしょう。