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やることがいっぱいでてんてこ舞いです!どうしたらいいでしょう?


1)やることがたんまりの時は頭にためこまず、紙にやることリストを書いて見える可するといいでしょう。

あれもこれもやらなきゃって頭の中で考えていると、「あれも、それも、これも、あれも、それも、これも、あれも…」の無限ループにはまってしまい、いくらでもタスクがあるように思えますが、紙に書いてみると「あれ」と「それ」と「これ」の3つだけだとわかりほっと一息つけることもあります

2)「あれもこれもやらなきゃって焦っているなあ」とつぶやいてみましょう。焦っていた自分を客観視して少し冷静になれます。その瞬間に「あれもこれもとおもっていたけど、あれとそれとこれの3つだけだなあ」と現実に即して考えられるようになります。

Q 15分ほど電車に乗るときにお勧めのエクササイズは?

1)呼吸瞑想がお勧めです。
呼吸に伴って動くおなかや胸の動きや鼻を通る空気の感触を感じてみましょう。

お腹や胸が膨らんだことを感じて→「ふくらみ」と心の中で呟きます
お腹や胸がへこんだことを感じて→「へこみ」と心の中で呟きます
そうこうしているうちに集中や感じることがおろそかになると雑念がでます
「これは雑念だ」と心の中でつぶやいて棚上げし
呼吸を感じることに戻ります

ちなみに、棚上げとは後で考えることにしてとりあえず考えないようにすることです。それで忘れるようなら大した心配事ではなかったのでしょう。

2)身体の揺れや遠心力、加速度を感じてみるのもまた面白いエクササイズです。

右にカーブ→左に振られることを感じて<左>と心の中で呟きます
左にカーブ→右に振られたことを感じて<みぎ>と心の中で呟きます

乗り物酔いする人は遠心力に逆らって身体を動かすと乗り物酔いを防げます。一石二鳥でお勧めですよ♪

3)もっと単純に、「私は今、電車に乗っている」とつぶやくだけでも充分、マインドフルネスです♪

Q 忙しくて歩行瞑想をする時間がありません!

A マインドフルネスとは「今、ここ」の気付きです。

自分が今、歩いていることに気付いていれば、

それだけでマインドフルネスです。

たしかにエクササイズとしての歩行瞑想はお勧めですが、

時間がなければ、

「自分はいま、ここを歩いている」

と言葉に出してみるだけで、

即、「今、ここ」に気付き、

マインドフルな歩行に変わります。

その瞬間に、

これからやらなくっちゃいけない

あれやこれやの心配事から心が離れて、

少し自由になれるでしょう♪

 

アサーションを無視されたら無駄ですか?

Q)せっかくアサーションしても聴いてもらえなかったら無駄ですか?

A)いいえ!とても素晴らしい効果があります。

 

アサーションの目的は二つあります。

一つは他者とのコミュニケーションを通して自分の気持ちや事情を理解してもらうこと。理解の結果、相手が共感し受容して行動を変えてくれればそれはすばらしいことです。

もう一つの目的は自分の本心とのコミュニケーションです。ホントは嫌なのに「いいよ」と言ってしまうとき、自分で自分を裏切ってしまいます。その結果、自己肯定感には「自分(の本心)なんて大切じゃないんだ…」という悲しい暗示が入ります。

そこでアサーションです。私は本心では「ノー」です!と頑張って主張することは、「自分は自分を大切にしている」という力強い暗示になるのです。つまり、結果はどうあれアサーションすることによって、自分だけは自分の味方でいることができるのです。

お花畑や青空をイメージする?神の啓示をうける?

(Q)
マインドフルネス瞑想ではお花畑や青空をイメージしたりしないんですか?また、神の姿や啓示を受けることがありますか?

 

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(A)
マインドフルネスは「今、ここ」の気づきです。「今、ここ」の現実をリアルタイムかつ客観的に感じているのがマインドフルネスなので、ことさら別のイメージを想像・創造したりはしないのです。

具体的には呼吸によってかすかに動くおなかの動きや鼻をとおる空気に刺激された鼻の粘膜のセンセーションをじっと観察しつつ、観察している自分に気づき続けるのです。

ただ、意図的にイメージするときに「イメージしている自分」に気づき続ければ、イメージ瞑想をマインドフルに行うことは可能です。また、イメージであれ、マインドフルに行うのであればマインドフルネスの強化につながります。

イメージするときにイメージしている自分を見失い、イメージの中に没入するならばそれはマインドフルネス瞑想ではなく「迷走」になってしまいます。

神の姿をみるなどの神秘体験をされるのであればそれは明確にマインドフルネスではありません。神秘体験を期待してマインドフルネスを行っても期待外れに終わりますし、そのような形の瞑想体験はマインドフルネスとは別物です。

こんな時にどうポジティブに考えたらいいんですか?

「こんな時にどうポジティブに考えたらいいんですか?」っていう質問をよくいただくんですが、アプローチの方向が逆なんです。

まずマインドフルになる。

すると、

自分のネガティブ思考を客観視できる

すると、ちょっと気が楽になっている

すると、こんな風にも考えられるよなあって自然に思いつく。

そういう流れです。

もちろん、すぐにポジティブに考えられる人はそうすればいいんです。でもなかなかそうはいかない。ホントにつらい時ってポジティブに考えるのは難しいですからね。

だからまずはマインドフルネスでネガティブ思考を手放す。それからマインドフルにポジティブ思考するというあんばいです。

「感謝が一番のポジティブ思考って聞きました。要するに感謝すればいいんですね」ってよく聞かれるんですが、まあ、正しいんですがこれもうまくいかないときも多いんですね。

ホントに苦しい時には「なんで私が感謝しなくっちゃいけないの!」っていらいらしちゃうこともあるんですね。

まずマインドフルなる。

すると、自分を取り巻く状況がみえてくる。

すると、ずいぶんと気が楽になってくる

すると、自然に感謝の念がわいてくる

そういう流れです。

もちろん、すぐに感謝できる人は四の五の言わずに感謝していればいいんです。でも、いつも感謝できるとは限らない。

だからまずはマインドフルネスでネガティブ思考を手放す。それからマインドフルに感謝するという要領です。

自分のネガティブ思考を公開しているのはなぜ?

Q 藤井さんはフェイスブックなどで自分のネガティブ思考を公開していますが、それはなぜですか?

A ネガティブ思考を公開しているのではなく、マインドフルネスによってネガティブ思考を手放せた経験をシェアしています。自分の体験をシェアすることによって、マインドフルにネガティブ思考を手放せることを伝えたいのです。

ドライブ6

何もすることがないと罪悪感が!

Q 有意義なことをしていない自分がダメな人間だと感じられてしまいます。何もすることがないとのんびりとできず罪悪感がでてのんびりとくつろぐことができません。

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A 解答に変えて私のある日の日記を紹介します。参考になれば幸いです

 

朝は涼しかったのに

日中は日差しも強く、

窓にブラインドを下していても

初夏の陽気です。

今日は比較的時間があったので午前中は

メルマガの原稿を書いていました。

最近スランプだったのですが今日はすいすいと♪

執筆がすすむと心も晴れ晴れとしてきました。

なにか役に立つことや有益なことをしている自分が好きです。

と、同時に、何も生産していないとき

がっかりしている自分にも気づきます。

有意義なことをしていない自分はダメだ

役に立っていない自分は…

私の潜在意識にはそんなビリーフがあるようですね

そのビリーフが満たされたら自分を肯定できて気分は良くなり

満たされないときは自分を否定する想念がわいてくるのです

そのネガティブさも自分です。

マインドフルにそのネガティブ想念に気づくとき

ネガティブ想念は支配力を失います

むりやりに役に立っていない自分を受け入れるのではなく

ちょっと距離をおき

やがて手放す

それができると、

次の機会に同じ想念が出てくるときは

ちょっとだけそのネガティブ想念が軽くなっています。

そうやって少しずつ潜在意識のビリーフが軽くなって

やがては、何もしていないときやスランプの時に

「まっ、いいか♪」

とこころから思えるようになるのでしょうね。

八百万の神々よ、ホントにありがとうございます♪
今日も一日よろしくお願いいたします。ヽ(*´∀`)ノ

‪#‎今日も素敵な出来事‬
2016-04-14 No615

 

瞑想がおっくうです

瞑想・座禅ができません。私の怒り・エゴの暴走を薄めるためには、瞑想・座禅が特効薬だと強く感じているのにもかかわらずです。


質問者さんは瞑想の意義はわかるが瞑想を始めるのがおっくうだとおっしゃいます。対策はいくつか考えられます。

1)ハードルを下げる
静かで瞑想に集中できる環境を整え、結跏趺坐して結印し決められた時間座り続けることを瞑想と考えると習慣化まではなるべくハードルを下げて瞑想を始めやすくするのがいいでしょう。

たとえば、環境や姿勢にはこだわらず「今、ここ」で瞑想を始めるのはいかがでしょう。瞑想とは「今、ここ」に気付くことです。
「今、ここ」で
呼吸を感じる
外界を感じる
身体を感じる
思考を感じる
感情を感じる
しかも自分が「今、ここ」で呼吸、外界、身体、思考、感情を感じている自分に気付くことができればそれはすなわち瞑想であり、そしてマインドフルネスです。

たとえば15分とか一時間などと自分を縛るのではなく、たった一つの呼吸から始めてみてはいかがでしょう?それでも立派な瞑想です。ゆとりがあれば増やしていけばいいのです。

なにかを始めるのはとても大変なことです。0と1の違いは無限大です。0を1にすることさえできれば1を100にするのはそんなに難しいことではないでしょう。もちろん、1のままだってOKです。

2)習慣化する

ハードル一日に一回でも瞑想できたと思えばどこかに記録しておきましょう。やったという結果を目に見える印にするのです。その印がたまっていくと自分を励ます力がわいてきます。

いったん習慣化したらやらなかった日は一つの呼吸でもいいから瞑想しようと思うようになります。それは歯磨きしないで寝るのが気持ち悪いのと一緒ですね。

3)怒り、エゴ自体を瞑想の対象とする
質問者さんは怒りやエゴを抑制するために瞑想をするとおっしゃいます。だとしたら普段の怒りやエゴを瞑想対象にすると一石二鳥ですね。すなわち、その時点で怒りやエゴを手放すことができるうえに、瞑想の対象に事欠かないからです。

怒りを感じているまさにその瞬間、「自分が怒っている」と気付くことが
マインドフルネスです。

「怒り」とラベリングし。「私はいま怒っている」と実況してください。

煩悩即菩提!

Q 潜在意識は良くないもの?

Q 上の空モードだと潜在意識の自己肯定感が弱い人はネガティブに考えがちだから、マインドフルネスになってネガティブ思考を手放すという話を聞くと、潜在意識がよくないもののように思えます。潜在意識は良くないものですか?

A いいえ。潜在意識は素晴らしいものです。

私はいつもマインドフルネスの効用を紹介しています。

マインドフルネスとは「今、ここ」の現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることです。

逆に「今、ここ」の現実に注意深く気付くことでマインドフルネスを鍛えることができます。その時、現実に反応して自動的にでてくるネガティブな思考を客観視し、手放すことができます。

それは潜在意識化に沈んだ古くて役に立たない自動反応に光をあてて溶かすような作業です。いわば、潜在意識(無意識)の意識化ですね。

たとえば傷つき体験が多い人はメールに返信がないと嫌われたんじゃないかと不安になります。

その不安にマインドフルネスの光を当てるとやがて心配は手放されるとともに過去の傷つき体験まで癒されてくることもあります。無意識(潜在意識)の古いパターンが書き換えられるのです。

マインドフルネスを鍛える時にこの無意識の意識下を使います。レーズン一粒を心を込めて何分もかけて食べるとか、10秒も20秒もかけてたったの一歩を歩き、足裏の感覚を味わったりするのです。

このように書くと、潜在意識が悪いもの、ダメな物というイメージですが、無意識の自動反応すべてがダメというわけではありません。

むしろ役に立つことの方が多いのです。日常生活でいつもマインドフルに歩いていたら目的地に着くのにすごく時間がかかるでしょう。

たとえば自動車に乗る、とか、ピアノを弾くなどの行動をいちいち意識化しておこなっていたらどうなるでしょう?

潜在意識とか無意識に任せることができる分野はどんどん任せた方が効率的です。

バランスの問題なのです。

潜在意識の古いパターンで問題が出ているものはマインドフルネスの光をあてて書き換える。問題がないもの、潜在意識に任せた方がいいものは思いっきり任せて効率化する。その両者とも必要です。