心のトリセツ研究所の考える、心のトリセツの全体像、もう一度解説します。今回は休と師匠の会話でお楽しみください。ちなみに三休とは私(藤井)の修行時代のイメージキャラクターです。
「師匠!ネガティブに考えていてもしょうがないってわかっているんです。でも、ふと気が付くとまたクヨクヨしちゃってるんです」
『三休よ、それはマインドフルネスが足りないからじゃ』
「マインドフルネス?」
『マインドフルネスとは今ここの気付きじゃ。自分が考えていることに気付いている、それがマインドフルネスじゃよ』
「んんっ!師匠!私は自分がネガティブに考えていることなんてわかってますよ」
『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪三休よ。おぬしは自分が考えていることにはほとんど気付いていないんじゃよ』
「えええっ!どゆこと?」
つづきはここから
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『もう一度正確にマインドフルネスを定義しておこう。マインドフルネスとは「今、ここ」の現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることじゃ』
「今ここの現実?リアルタイム?客観的?」
『三休はふと気づくとまたクヨクヨしていると言うたの?』
「は、はい…」
『ということはじゃ、ふと気づく直前までは、自分がクヨクヨしているとは気付かなかったということじゃな?』
「んっ?」
『クヨクヨしていることに気付いた時には、クヨクヨしていたことには気付いたが、それはクヨクヨしている瞬間にはリアルタイムには気付いていなかったということじゃ』
「そ、そうかなあ?」
『それにクヨクヨしていることに気付いたとしても、そのクヨクヨから距離を置いて手放せないのなら…』
「て、手放せないなら?」
『それは自らの思考を客観的に観ることができなかったということじゃ』
「な、なるほどー。で?マインドフルネスだったらクヨクヨをリアルタイムに客観視して手放し、すぐにハッピーになれるというわけですね!」
『そうは問屋がおろさん!』
「ええっ!」
『三休がクヨクヨ考えてしまうのにはわけがあるんじゃ!』
「ど、どんなわけが?」
『偽りの鎧じゃ!』