カテゴリー別アーカイブ: 慈悲の瞑想

慈しむ7

「慈しむ」シリーズ 7

他人を慈しむことができる人は、自分を慈しむことができる人

だから、他人を慈しむことで

自分を慈しむ力をつけようというコンセプトで

前回は好きでも嫌いでもない人に慈しみと愛を広げました。

つまり、慈しみを自分→親しい人→世界へと広げてきたわけです。

ところが、まだ終わりでは無いんです。

嫌いな人をどうするかですね!

ここは一つ、清水の舞台から飛び降りたつもりでやってみましょうか?

とはいえ、いきなり大きなターゲットはさけて、

まずはちょっと嫌いだけど、

まあ、

少しぐらいなら幸せを願ってやってもいいか…

そんな人を選んでください。

自分をいじめた人だとか、思い出しただけで気分が悪くなっちゃうような、

最初からドラクエのラスボスみたいな人を選んで慈しもうとしても

それはハードルが高すぎてくじけてしまうかも!!

まずは旅立ちの村周辺でスライムを倒して経験値を積んでからにしてください。

なに?嫌いな人の幸せな姿をイメージしたくない?

大丈夫です!

私から始めて生きとし生けるものまで進んできたあなたは

今、愛にあふれています。

嫌いな人へ愛情を注ぐチャンスは今を置いてほかにはありませぬ。

どうしてもできない時は、漠然と「私が嫌いな人が…」でもOKです。

というわけで今回のワークです

——————————————-

背筋を伸ばして座ります。
まずは目をつぶり、軽く1回深呼吸
あとは自然な呼吸に戻し、
心が落ち着いたら、まずはじぶんを慈しみましょう。

いつものように自分をイメージして

「私が幸せでありますように」
「私の悩み苦しみがなくなりますように」
「私の願いがかなえられますように」
「私に悟りの光が与えられますように」
「私が幸せでありますように」×3

そしてあなたが大好きな人をイメージして、念じてください。

「その人(名前)が幸せでありますように」
「その人(名前)の悩み苦しみがなくなりますように」
「その人(名前)の願いがかなえられますように」
「その人(名前)に悟りの光が与えられますように」
「その人(名前)が幸せでありますように」×3

次にこう念じます
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
「生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように」
「生きとし生けるものの願いがかなえられますように」
「生きとし生けるものに悟りの光が与えられますように」
「生きとし生けるものが幸せでありますように」×3
(もしくは目の前にいる人の幸せを念じるのもOKです)

さてここであなたが嫌いな人をイメージします!

その人が幸せそうに微笑んでいる姿や

悩みが解決してほっとしているような姿などをイメージします。

そして口に出して、もしくは心の中で念じてみます。
ツライときは「私が嫌いな人が幸せでありますように」でもOKです。

「その人(名前)が幸せでありますように」
「その人(名前)の悩み苦しみがなくなりますように」
「その人(名前)の願いがかなえられますように」
「その人(名前)に悟りの光が与えられますように」

最後まで行きましたら、
そのまましばらく穏やかな呼吸を続けましょう。

—————————————-

どうでしたか?

なに?上手くいかない?

最初からうまくいかなくてもOKです。

あせらずに少しづつ練習しましょうね。

ちなみに、これは私のオリジナルワークではありません (^^ゞ
慈悲の瞑想というヴィッパッサナの瞑想です。

 

慈悲の瞑想全文
http://xn--u9j9h1ao4on18y.com/?p=111

 

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慈しむ6

「慈しむ」というシリーズ 6

他人を慈しむことができる人は、自分を慈しむことができる人

だから、他人を慈しむことで

自分自身を慈しむ力をつけようというコンセプトで

前回はまず大切に思っている人を慈しむワークをしました。

今回は好きでも嫌いでも無い人、

世界中の生きとし生けるものにも慈しみと愛をおすそ分けします。

すごいことになってきました!

世界中に慈しみと愛をおすそ分けできるなんて、

きっと愛にあふれた人なんでしょう!!

そこを目指して念じていきます。

今回は、漠然と世界中の生きとし生けるものをターゲットにします。

それではイメージしづらいのであれば、

好きでも嫌いでもない、中立的な人を一人選んでワークしてもいいでしょう。

私はたまたま目の前にいる人をターゲットにしてその場でワークしたりします。

たとえば、ファミレスや空港で時間まちしているときに、

目の前にたまたま座っているぜんぜん知らない人の幸せを願ってみます。

するとその人に親近感が出てきたりして

けっこうおもしろいですよ♪

というわけで、今回のワークです

——————————————-

背筋を伸ばして座ります。
まずは目をつぶり、軽く1回深呼吸
あとは自然な呼吸に戻し、
心が落ち着いたら、まずはじぶんを慈しみましょう。

いつものように自分をイメージして

「私が幸せでありますように」
「私の悩み苦しみがなくなりますように」
「私の願いがかなえられますように」
「私に悟りの光が与えられますように」
「私が幸せでありますように」×3

そしてあなたが大好きな人をイメージして、念じてください。

「その人(名前)が幸せでありますように」
「その人(名前)の悩み苦しみがなくなりますように」
「その人(名前)の願いがかなえられますように」
「その人(名前)に悟りの光が与えられますように」
「その人(名前)が幸せでありますように」×3

次にこう念じます
「生きとし生けるものが幸せでありますように」
「生きとし生けるものの悩み苦しみがなくなりますように」
「生きとし生けるものの願いがかなえられますように」
「生きとし生けるものに悟りの光が与えられますように」
「生きとし生けるものが幸せでありますように」×3
(もしくは目の前にいる人の幸せを念じるのもOKです)

最後まで行きましたら、
そのまましばらく穏やかな呼吸を続けましょう。

——————————————-

もうすこし続きます。

ちなみに、これは私のオリジナルワークではありません (^^ゞ
慈悲の瞑想というヴィッパッサナの瞑想です。

 

慈悲の瞑想全文
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慈しむ5

「慈しむ」というシリーズ 5

1~4回にかけて、私自身の幸せを念じていただきました。

なぜ、「私」からはじめたかと言うと、

幸せな人だけが人の幸せを願ってあげられるからです。

自分が幸せで無いのに、他人の幸せなんて願うゆとりありませんよね。

だからまずは私の幸せを願ったのです。

そして自分の幸せを願ったあとはその幸せを世界中に広げたいです。

自分が幸せになった今、自分の感じている幸せを世界中におすそ分けしたい♪

幸せな人は自然にそう思うのでしょう。

おっと、待っとくれ!

俺はまだ自分の幸せを実感していない!!

俺はまだそんなゆとりは無いぞ!!!

そうでしょう♪おっしゃるとおりです。

私自身もそうです。

だからこそ他人の幸せを願うのです。

んっ?理屈が通らないぞ!!

自分が幸せで無いと他人の幸せを願えないって言ったじゃないか?

ちと理屈っぽくなりますが、ついてきてくださいね。

自分が幸せだから人の幸せが願えるのです

だから、人の幸せを願える人は、自分の幸せが願える人です

だから、人の幸せを願うという行為が

結果的に、自分が幸せを実感する助けになるのです。

というわけで、今回のワークです

まずは無理なく幸せが願えるように、親しい人の幸せを願ってみましょう。

——————————————-

背筋を伸ばして座ります。
まずは目をつぶり、軽く1回深呼吸
あとは自然な呼吸に戻し、
心が落ち着いたら、まずはじぶんを慈しみましょう。

いつものように自分をイメージして

「私が幸せでありますように」
「私の悩み苦しみがなくなりますように」
「私の願いがかなえられますように」
「私に悟りの光が与えられますように」

「私が幸せでありますように」×3

ここまでは前回と一緒です。

そして
誰か一人、あなたが大好きな人、
幸せになってほしい人を考えてください。そして
目の前にその人がいるとイメージして、もしくは
その人をちょっと俯瞰したところから見ているようにイメージします
(ななめ45度ぐらいから見下ろすイメージ)
その際、その人が幸せそうにしている様子を思い描きます

そして、こう念じてください

「その人(名前)が幸せでありますように」
「その人(名前)の悩み苦しみがなくなりますように」
「その人(名前)の願いがかなえられますように」
「その人(名前)に悟りの光が与えられますように」

たとえばその人の名前が太郎さんなら
「太郎さんが幸せでありますように…」という要領です。

最後まで行きましたら、
さらに3回心を込めて念じます。

「その人(名前)が幸せでありますように」×3

そのまましばらく穏やかな呼吸を続けましょう。

—————————————-

おや?もしかしたら、

胸の辺りになにか暖かいものを感じませんか?

続きはまたの機会に♪

ちなみに、これは私のオリジナルワークではありません (^^ゞ
慈悲の瞑想というヴィッパッサナの瞑想です。

 

慈悲の瞑想全文
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