Q)こんな相談がありました。
もうすぐ発表会があってあがりそうで心配です!今から胸がバクバクしています。どうしたらいいですか?
A)
もちろん、基本はマインドフルネスです。不安な気持ちを客観視できれば、一歩引いた視点から冷静な観方ができるので、不安や恐れと距離をおいてほっと一息つけるのです。
今日はもう一つヒントを差し上げます。発表会がうまくいき、皆に祝福されてとてもうれしくて万歳しているところを想像しましょう。
現実を引き寄せるのは感情を伴った思考です。つまり、すでに成功して大喜びしているところをイメージし、ワクワクした感情を味わえるなら現実となる可能性が高いということ。
ただし!ワクワクする感情を味わえるほど生き生きとイメージするためには、「失敗するかも!」という恐れをマインドフルに手放しておくのがみそです。
1)マインドフルに恐れを手放す!
2)意図的に明るい未来をイメージ♪
この順番ですね。逆だとうまくいきません。ポジティブ思考がうまくいかないという人はマインドフルネスを試してください。
Q) 将来のことが不安です!
A)現実の世界の心配事にとらわれ、将来の不安を感じる時にどうしたらいいか?心配事を考えないようにすることはできないでしょう。考えないようにしようとすること自体がその心配事を考えていることに他ならないからです。ではどうしたらいいか?
1)心配事を考えるゆとりもないほど「今、ここ」に集中する。
たとえば掃除をしているなら掃除、仕事をしているなら仕事、本を読んでいるなら本に集中して心を込めて行動するということです。やがて集中がとぎれたら心配事が戻ってきますから、その時はまた心配事は棚上げして(あとで考えることにして)今やっていることに再度集中します。心配事を考えている時間の総数が気分のよしあしを決定します。すなわち、心配事を反芻(はんすう:心の中でくりかえし考えること)すればするほど不安とゆううつは増し、それを棚上げして「今、ここ」に戻れば戻るほど気分は改善するでしょう。
2)心配事に巻き込まれるのではなく、一歩引いて客観視する。
具体的には「今、ここ」で自分が心配事を頭の中で反芻(はんすう:心の中でくりかえし考えること)していることに気付いていることです。
「心配」「不安」と感情をラベリングし、「心配事を考えていた」「わたしはいま、不安にとらわれていた」と言語化できるなら心配事の害は緩和されるでしょう。その時は心配事をしている自分を客観視できているからです。
引き寄せの法則に大切なのは
「今よりも少しでもいい気分をマインドフルに選択していく」
と書いていたらこんな質問が来ました。
Q)嫌いな人が失敗したら「ざまーみろ」って思うことがあります。
これもある意味快感だからいいことを引き寄せるのですか?
A)
潜在意識では自他の区別がありませんから、
他人の不幸を喜ぶ
=不幸を喜ぶ
=自分にも不幸を願う、
もしくは不幸のイメージが
潜在意識に入ってしまうのでよろしくありません。
タイガーウッズはライバルがパターするときに
「入れ♪」と願っているとのこと。
他人の成功を喜ぶことが成功のイメージを形成し、
自分がパターするときに生きてくるといいます。
慈悲の瞑想もそうですね!
他人の幸せを祈ること=自分の幸せにつながるのです。
スピリチュアル的にいえば
他人の不幸を願うのは波動を下げるので不幸を招くとも言えます。
自分のネガティブ(ざまーみろ)にマインドフルに気付き、手放す。
そしてポジティブに修正するを繰り返していると、
そのうち、気付くだけで勝手に手放されていきます。
やがて、
自然に他人の成功を喜んでいる自分に気付き
びっくりされることでしょう♪
mindfulness & affirmation