ブルース・リー
心のトリセツの全体像を振り返っています。
第1回 マインドフルネスとは何か
第2回 自己肯定感を強化する方法
第3回 偽りの鎧について
第4回 身体について
今回は?
「師匠!マインドフルネスはどうやって鍛えたらいいのですか?」
『ヒントはブルースリー先生にある』
「へ?」
『彼はあれこれと考えて悩んでいる弟子にこう言うた。<考えるな!感じろ Don’t think! Feel!>、とな』
「は、はあ。で?」
つづきはこちら
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『マインドフルネスとは今ここの現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることじゃ』
「は、はい…」
『今ここの現実にリアルタイムかつ客観的に気付いているように心がける!それがマインドフルネスを鍛える方法である。あれこれ考えずに今自分が何を感じているのかに注意を向けるんじゃ』
「な、なるほど!」
『耳を澄ませて何が聞こえるのか聴いてみい』
「はい!えーと、隣の部屋からテレビの音が聞こえます。それに、あっ!空調の音も」
『公園にいたら風の音、鳥のさえずり、散歩している犬の吠える声、いろんな音に気付くじゃろうな』
「なるほどねえ」
『目を凝らして何が見えるか感じてみい』
「壁にAKBのポスターが!師匠、AKBのファンだったんですか?」
『こ、これ!そんなことには気付かんでも良い』
「ふぉ、ふぉ、ふぉ♪」
『これ!わしの物まねか!もう教えてやらんぞ』
「あっ!すみません。ところで師匠。音を聴いたり壁のポスターに気付いたりするのがマインドフルネスの稽古だというなら、私はいつだって音も聞いているし壁も見てますよ?それだけでいいんだったら何もマインドフルネスなんてことさら練習しなくてもいいのでは?」
『うむ。ただ感じているのと、マインドフルに感じているのはちと違うんじゃ』
「どう違うんです?」
『マインドフルに感じている時、自分が感じているという事実に気付いておる』
「そうか!ぼんやりと見ていても気付いていないってこともありますね。だから見ていることに気付いていることが大切なんだ!」
『そのとおりじゃ』
「はっ!もしかして…これって感じる以外にも応用できるのでは」
『ほう!たとえば?』
「たとえば歩いている時に歩いていることに気付いているとか。スマホいじりながら歩いているといつの間にか目的地についてたりしますよね。それってぼんやり見ているのに気付いていないのと似てます!」
『鋭いのう。普段から自分が何を感じ何をしているかに気付いていること、それがマインドフルネスの修行の第一歩じゃ』
「あれ?でもマインドフルネスの修行って座禅や瞑想で心頭滅却して雑念を払うことかと思ってました」
『そのとおり!』
「ん?どっちなんです」
『どっちも一緒ではないか♪』
「んんん?」
つづく
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