心のトリセツの全体像を振り返っています。
第1回 マインドフルネスとは何か
第2回 自己肯定感を強化する方法
第3回 偽りの鎧について
第4回 身体について
第5回 ブルースリー先生の教え
第6回 瞑想や呼吸法の目的
今回は?
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昨日は瞑想や呼吸法の目的まで来ました。呼吸に注目して消し去った雑念がまた戻ってくる。それは普通のことであり、戻ってくる雑念に気付くことがエクササイズの目的だったのです。
そしてこの地道なトレーニングを積むと実生活の修羅場の中でマインドフルネスの気付きが発生しやすくなるのです。
ではそのあとは?
今日からは具体的なシーンで三休と師匠の講座を再開します。
『実生活の修羅場の中、たとえばクヨクヨしている真っ最中や怒りにとらわれているまさにその瞬間にハッと我に返った瞬間、すなわちそれがマインドフルネスである』
「そのあとどうするんです?」
『そうじゃなあ。とりあえず靴を突っ込んどくんじゃな』
「く、靴をつっこむ??なんですかそれ?」
『三休よ、今何か心配事はないか?ふと我に返るといつもそのことを考えている、そんなものがええぞ』
「そうですね。来週、とっても大切なプレゼンがあるんです」
『なるほど。三休はあがり症だから失敗するんじゃないかと心配なんじゃろう?』
「そうなんです!原稿もパワポも用意したし、練習もそこそこしたんです。でも、いざ本番になったら失敗してしまうんじゃないかと思うと不安になるんです」
『今までの失敗のつらい記憶がよみがえるということか?』
「ええ。ネガティブになっていても仕方ないからクヨクヨしないって心に決めるんです」
『ほう』
「ところがふと我に返ると、またクヨクヨしてるんですよ。ああっ!この瞬間がマインドフルネスなんですね。でもまたすぐにクヨクヨに戻ってしまいます」
『マインドフルネスにはネガティブ思考を手放すという素晴らしい効果がある。その反面欠点もある』
「マインドフルネスの欠点?なんですか?」
『長続きしないことじゃ。三休のようにトレーニングしていないものはせいぜい3秒ぐらいしか続かんじゃろう』
「だからすぐにクヨクヨに戻っちゃうんですねえ。私のようにトレーニングを積んでいないものでもマインドフルネスを長続きさせる方法ってないでしょうね?」
『あるぞい♪』
「えっ!あるんですか?どうすればいいんです?」
『開きかけたドアに靴を突っ込むんじゃ』
つづきはこちら
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「靴を突っ込むって…訪問販売のセールスマンみたいに?」
『そのとおりじゃ。マインドフルネスという気付きの扉が開いたんじゃ。その扉はたったの3秒しか開いておらん。油断すればすぐに閉じてしまうじゃろう』
「なるほど!だからせっかくマインドフルネスになってもすぐにまたクヨクヨしてしまうというわけですか。それで開いたドアに靴をつっこむ!」
『たった3秒のチャンスじゃ。チャンスを逃さず靴を突っ込むんじゃぞ』
「で、靴を突っ込むって、具体的にはどうするんです?」
『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪知りたいか?』
「も、もちろんですよ」
『それはのう♪』
「そ、それは!」
『明日に続くじゃ♪』
「ええっ!!」