指さし確認

<ここまでのあらすじ>

マインドフルネスであれば自分を客観視できます。一歩引いた視点から少し冷静に物事を見ることができれば、ネガティブ思考やネガティブ感情からも距離を置いて手放すチャンスが訪れます。

ところがマインドフルネスは長続き続きしません。そこで昨日はハッと我に返った瞬間、すなわちマインドフルネスの扉が開いた瞬間をとらえて逃さないように靴を突っ込むまででした。

 

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「師匠!靴を突っ込みました。そのあとどうすればいいんですか」

『おおっ!三休よ、一晩中靴を突っ込んだままで続きを待っとったんか。大変じゃったのう』

「そんなわけないじゃないですか。それはさておきその先は?」

『そうじゃのう。いろんな手があるが、この話の流れでいえば指さし確認がええじゃろう』

「指さし確認?」

『おや?三休は指さし確認を知らんのか?国鉄の職員がスイッチをいれたりドアをしめたりするときに指をさして口に出して確認するあれじゃよ』

「し、知ってますよ。それにいまどき国鉄なんて言いませんぜ。師匠!」

『むう!では指さし確認をしてみい!』

「えっ?」

『だから指さし確認してみるんじゃ』

「えーと、なにを確認するんです?」

『何を言っとるんじゃ?この話の流れからいってあれに決まっとるではないか!カンが悪いのう!』

「えーと…」

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続きはブログにて

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「もしかして靴…ですか?」

『カンが戻ってきたようなじゃ♪そのとおり、靴じゃ。ドアに突っ込んでいる靴を指さし確認しておくんじゃ。ほれ!』

「えーと、靴よーし」

『こりゃ!文字通り靴を指さし確認してどうするんじゃ』

「ですよねー。なんか変だと思った。で?何を?」

『ハッと我に返った瞬間、つまりマインドフルネスの扉が開いてくれたわけじゃ。三休はその気づきが失われる前にとりあえずは靴を突っ込んだわけじゃな?』

「はい」

『もちろん、靴というのはメタファーじゃ。この場合は何のメタファーかの?』

「ええと…」

『うわのそらモードで次から次へとネガティブ思考している時、自分がネガティブ思考しているという気付きは失われておる。そこに一瞬の気付きが訪れたわけじゃ。それがハッと我に返った瞬間のマインドフルネス体験じゃ』

「はい」

『じゃから、マインドフルネス体験が来た!と指さし確認するんじゃよ』

「どこを指さすんです?靴ですか?」

『どこも指ささんでよい。靴も指さすもメタファーなんじゃ。この場合は、このハッと我に返った=マインドフルネスに対して、これは貴重な、得難いマインドフルネスなのであーると再確認するのじゃ』

「えーと、何のために?」

『そもそも指さし確認とは?スイッチを押したり扉をしめたりしたという気付きを強めて確かめるためのものじゃ。この場合は…』

「あっ!そうか♪マインドフルネスが来ましたよっていう気付きを強めるのが目的ですね」

『その通り!三休のようなネガティブ思考のものは、せっかくマインドフルネスになっても、ほっておけばすぐにうわのそらモードに戻ってまたクヨクヨし始める。じゃから、とりあえず突っ込んだ靴にたいして、指さし確認しておくんじゃ』

「靴突っ込みました?」

『ちがう!「これはマインドフルネスである!」と口に出して言うておくのがおススメじゃ』

「なるほど~。気付きを強めるために指さし確認!覚えました。ほかにもテクニックがあるんでしょ?もっと教えてくださいよ」

『ふうむ。ではこんなのはどうじゃ?名付けてイチロー作戦』

 

続くかも♪

 

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