心のトリセツの全体像を振り返っています。
第1回 マインドフルネスとは何か
第2回 自己肯定感を強化する方法
第3回 偽りの鎧について
第4回 身体について
第5回 ブルースリー先生の教え
第6回 瞑想や呼吸法の目的
第7回 3秒しか持たないマインドフルネス
第8回 靴を突っ込む
第9回 イチローの一人実況中継
第10回 感情に名前を付ける
今回は?
日常生活の修羅場で偶然に訪れる得難いチャンスがマインドフルネス。しかしマインドフルネスは3秒しか持ちません。
3秒しか開いていない扉に素早く靴を突っ込みマインドフルネスであることを確認し、次に客観視を強めるため、感情に名前をつけて一人実況中継します。
その効果を師匠はドローン効果と言ってますが…ドローンってあのドローン?
「実況中継はなぜ効果があるんです?」
『それはドローン効果じゃよ』
「ド、ドローン?あのドローンですか?空から写真撮るあのドローン?」
『そうじゃ。ドローンが三休の上空一メートル後方にいて三休を観察しているところをイメージしてみい』
「斜め後ろから見ていると…後頭部がみえるでしょうね」
『三休がクヨクヨしておる。その様子を観察するんじゃよ』
「ふうむ。けっこう冷静に、そして客観的に自分自身を観ることができそうですね」
『そうじゃ。一歩引いた立場から、冷静な視点で自分自身を観る。それがマインドフルネスじゃ。感情に名前をつけ、実況中継している時、ただしく客観視できれば冷静な観方ができるじゃろう』
「だからドローン効果!」
『リケンノケンともいうな』
「な、なんですかそれは!すたっぷ細胞と関係が?」
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『能の世阿弥の言葉じゃ。舞台に立つ自分の目を離れ、観客の立場から自分の姿を客観視するんじゃ。それが演技のコツであると言うておる』
「の、能ですか…あまりピンと来ないなあ」
『柔道の柔ちゃんを知っておるか?』
「谷亮子さんですね」
『彼女は試合中は天井からもう一人の自分が見ている感じだと語っておる』
「天井から!」
『サッカーの中村俊介選手も自分自身の頭の後方の上空から、自分も含めて全体を見ていると言うておる』
「な、なるほど!」
『キャッチャーの古田選手もこう言うておる「もう一人の古田がね、肩の後ろあたりから見てるんですわ。追いつめられていても、もう一人の古田が追いつめられている自分を冷静に見ている。だから、パニックになることはないですね」とな』
「ではマインドフルネスを鍛えるためにはドローンを飛ばして自分を見ろと?いや、ドローンからの視点を思い出せとそういうことですね」
『いざプレッシャーを受けてネガティブ思考にまみれている最中にドローンを飛ばすことは難しいじゃろうな。ふだんから自分を客観視するようにしておくとよいぞ』
「するといざというときにマインドフルネスになりやすい?」
『その通りじゃ。付け焼き刃は役に立たん。普段の心がけも大切なんじゃ』
「わかりました!」
『三休よ、ここまでをまとめてみい』
「日常生活の修羅場で偶然に訪れる得難いチャンスがマインドフルネスですが、マインドフルネスは3秒しか持ちません。」
『ほほう。それで?』
「3秒しか開いていないマインドフルネスの扉に素早く靴を突っ込みマインドフルネスであることを確認し、次に客観視を強めるため、感情に名前をつけて一人実況中継します」
『ふむ。すると?』
「自分自身をドローンから見ているように客観視できるというわけです。えへん!」
『うむ。よく理解したのう♪』
「これでもうネガティブ思考を全部手放して幸せになれるというわけですね♪」
『そうは問屋が卸さん!』
「ええっ!」
『偽りの鎧をまだ解決しておらんぞ』
つづく??
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