弁当箱を洗いながら、手が滑って落としたところで気付きました。
その週はちとややこしい案件があってそのことを考えていました。洗いものには気が向いていなかったのです。そして、自分が考え事をしていることにも気付いていませんでした。
つまり、うわのそらモード(mindlessness)
さて、洗い物をしている時に洗い物にフォーカスしていたらマインドフルネスかというとそんなに単純ではありません。
洗い物にフォーカスしていようが、考え事のほうにフォーカスしていようがマインドフルネスであることもあればうわのそらモードであることもあり得ます。
それどころか、どちらにもフォーカスしていなくてもマインドフルネスということも!
では、その違いは?
1)洗い物をしていることに集中しているが気付いていない
2)自分が洗い物をしながら考え事をしていることに気付いていない
3)自分がぼんやりとしていることに気付いていない
これはすべてうわのそらモードです。
そして
1)自分が洗い物をしていることに気付いている
2)自分が洗い物をしながら考え事をしていることに気付いている
3)自分がぼんやりとしていることに気付いている
これはいずれもマインドフルネスです。
この中で一番難しいのは?
そしてマインドフルネスは何の役に立つ?
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1)自分が洗い物をしていることに気付いている
2)自分が洗い物をしながら考え事をしていることに気付いている
3)自分がぼんやりとしていることに気付いている
この中で一番難しいのは、3)ですね。ぼんやりしていることに気付いているのはけっこう難易度が高いです。
それで、マインドフルネスのエクササイズとしては意図的に何かに集中し、そして集中していることに気付くという方法をとっているものが多いのです。
たとえば瞑想や座禅では呼吸に集中し、ヨガでは身体の動きに集中します。日常生活の中では食べることやお皿を洗うことなどに心を込めることがそのエクササイズになります。
心を込めて丁寧に仕事をし、しかも自分が心を込めていることに気付いているようにするのがマインドフルネスのエクササイズになります。
そう考えれば日常生活のすべてのことがエクササイズになります。面倒ですか?
仕事のスピードは落ちるかもしれませんが、それを補って余りあるものが得られます。
心の平安
マインドフルネス能力
自己肯定感
丁寧な仕事の成果
まだまだありそうな気がしますがこのへんで今日は終わりにします。