感謝瞑想 ステップバイステップ 感謝を極める1

感謝瞑想 ステップバイステップ 感謝を極める1

ありがとう

いにしえの昔から感謝の効用は広く知られていて、「ありがとう♪」と言い続けるだけで悟りを開いたという話も聞いたことがあります(ホントかな?)。そこまでいかなくて感謝することで開運したり、心が穏やかになったりと宗教的な教えや自己啓発系プログラムやメンタルヘルス系の本にはたいてい感謝しましょうって書いてあります。

実は一時期集中的に感謝のエクササイズをした時期があって、ものすごく効果があった(自己肯定感と愛が深まった!)ので、皆さんに「ありがとうって言ってみましょう」とお勧めしたりはするんですがたいていは長続きしません。「身の回りの何気ないことに感謝するようにしましょう」と指導すると次にあったときにはたいてい「いやあ、感謝難しいです!やろうと思ったけどかえってつらくなっちゃってやめました」とそういわれることが多いのです。

そこでもう一度聞くと「自分を苦しめている人に感謝しようとしたんですが…」とおっしゃるわけです。そんないきなりラスボスみたいなのに挑戦して失敗するに決まってます!旅立ちの村の周辺でスライムと戦い、自力(感謝力?)をつけて装備を充実させてレベルをアップしてから挑戦することが大切なんです。いつも言っていることですが段階的に少しずつクリアしていくのが心のトリセツ流のコツです。

レベル1<アファメーションの活用>
「いやあ、ホントに助かったよ!ありがとう」
私たちが何かに感謝するときは、○○は私の役に立ったから感謝するという図式になっています。いわば条件付の感謝です。まずはここから入っていくわけです。ふだんのアファメーションで「ありがとう」とか「私は感謝しています」とか「私は感謝できる人間です」などと口に出して言っておきましょう。すると日常生活のなかで感謝できるようなことに自動的に注意がフォーカスしていきます。海外旅行を計画すると雑誌の特集に気づくという例の図式ですね。だから感謝しやすくなるんです。いや、感謝の対象は今までどおりにあったんですがそこに気づきやすくなるという次第です。

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