カテゴリー別アーカイブ: ざ・心のトリセツ

身体の大切さ

336全体像

身体の大切さ

心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回 マインドフルネスとは何か

第2回 自己肯定感を強化する方法

第3回 偽りの鎧について

今回は身体について

 

 

「師匠!顕在意識と潜在意識に分かれている図はよく見ますけど、その下に身体があるのってあまり見たことないです」

『心身一如というての、身体と心は一つでありわけて考えることはできん。たとえば身体の調子が悪ければ心も引きずられて憂鬱になるし、それに』

「悩んでいたら身体の調子も悪くなるというわけですか!」

『おう、その通りじゃ。よくわかっておるではないか。一番下にあるのは身体が基本だからじゃな』

「すると、身体の健康が一番大切だと?」

『いや、顕在意識、潜在意識、身体の3つとも大切じゃ。だから心のトリセツでは3つそれぞれについてアプローチする方法を紹介しておる。じゃが、あえてひとつあげろと言われれば、顕在意識のマインドフルネスじゃのう』

「どうしてです?」

『マインドフルネスが途切れてうわのそらモードになると、三休のように潜在意識の自己肯定感が弱いものはついうっかりネガティブ思考にはまりがちだからじゃよ。するとさらに自己肯定感が弱くなってしまう』

「マインドフルに生きることで間接的に自己肯定感も強くできるということですね」

『そのとおり!もちろん、自己肯定感を強める戦略もいろいろある。しかし』

 

 

「マインドフルでないとその戦略を思い出して実行できない!」

『そうじゃ。さらに』

「さらに?」

『うわのそらモードでクヨクヨしていると身体にもよろしくない影響がでてくるからのう』

「マインドフルネスが身体の健康にもいい影響を与えると?」

『そのとおりじゃ。まずマインドフルネスを鍛える。そのうえで自己肯定感を強める戦略をマインドフルに実行したり、身体の声をマインドフルに聴いてケアしたりすることが大切なんじゃ』

「ところで、この一番上の?クエスチョンマークです。ここに何が入るんです?」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪それはクイズじゃよ。答えを言ってしまったら面白くないじゃろ?』

「ええっ!気になりますよ。ヒントください!」

『それはのう…とてもいいものじゃ♪』

 つづきはこちら

 

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

 

「いいもの?お金ですか」

『ほほう♪三休はお金が好きか?ええじゃろう。身体の健康と強い自己肯定感、そしてマインドフルネスがあれば富も手に入れられるであろう。だがもっといいものじゃ』

「もっと、いいもの?じゃあ、名声ですか?」

『三休よ。富と名声とはおぬしの頭の中はわかりやすいのう♪もちろん、名声を得るチャンスも増えるじゃろうな』

「んんっ!じゃなんですか?」

『幸せじゃよ』

「なるほど!富や名声があっても幸せとは限りませんね。たしかに身体の健康と強い自己肯定感、そしてマインドフルネスがあればしあわせになれそうですね」

『うむ。三休よ、マインドフルネスの修行に励むのじゃ。そしてマインドフルに自己肯定感を強め、身体の声を聴くのじゃ』

「ラジャー♪って、あれ?マインドフルネスや自己肯定感の強めかたをまだ教わっていませんぜ」

 

『そうじゃったか?もうすっかり語ったと思っておったわい』

「マインドフルネスはどうやって鍛えたらいいんです?」

『三休よ、マインドフルネスとはなんじゃ?』

「え?マインドフルネスとは師匠によると今ここの現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることですよね?」

『そうじゃ。じゃから?』

「え?」

『じゃからどうしたらマインドフルネスを鍛えられる?』

「?????」

『ヒントはブルースリー大先生じゃ!』

つづく♪

 

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ざ・心のトリセツ3 偽りの鎧

ざ・心のトリセツ3

偽りの鎧

 

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心のトリセツの全体像を振り返っています。

第1回 マインドフルネスとは何か

第2回 自己肯定感を強化する方法

今回は偽りの鎧について

 

「ところで、偽りの鎧って?」

『三休が気軽に話しかけることができないのはなぜじゃった?』

「ええと、拒絶されたり無視されたりしたら嫌だからです」

『なぜ拒絶されると思うんじゃ?』

「自己肯定感が弱いからです」

『自己肯定感が弱いと拒絶されるのが怖くなるんじゃな。ではなぜ自己肯定感が弱くなったんじゃ?』

「ええと…なぜです?」

『それはのう、拒絶されたり無視されてつらい思いをしたことがあるからじゃよ』

「拒絶されたから自己肯定感が弱くなり、自己肯定感が弱いから拒絶されるのが怖くなるって、それじゃあ鶏が先か卵が先かって話と一緒じゃないですか」

『そのとおりじゃ。さらにこわいのはネガティブスパイラルじゃ』

「ネガティブスパイラルって?」

つづきはこちらから

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

 

ちがうのは拒絶される→自己肯定感が弱くなる→拒絶されるのが怖くなる→』

 

「ネガティブスパイラルって?」

『ネガティブスパイラルとはこれじゃ!拒絶されるのが怖い→拒絶されそうなことを避ける→もっと怖くなる→さらに避ける→もっともっと怖くなる→さらにさらに避ける→もっともっともっと…』

「なるほど、怖くて避ければ避けるほど怖さがつのるというわけですね。たしかにネガティブスパイラル!」

『しかもこのスパイラルは一回転するごとに自己肯定感がさらに弱くなるというおまけ付きじゃ!』

「むむう」

『不安や恐怖を感じたときに避けるのはなぜか?それは自分が傷つくのを防ぐための一時的な方法じゃった。いわば危険から身を守る鎧じゃ』

「な、なるほど!」

『ところがこの鎧、使えば使うほど自己肯定感が弱くなってしまう。だからわしはこれを偽りの鎧と呼んでおる』

「じゃあ偽りの鎧を脱げと?つまり、不安や恐怖に打ち勝って果敢に挑戦せよと?」

『その通りじゃ。そのための戦略も教えてしんぜよう。じゃが、その前にとても大切なことがある』

「マインドフルネスですね!」

『おおっ!三休よ。今日はさえておるのう。マインドフルでなければ不安や恐怖の真っ最中に戦略を思い出すこともできずに偽りの鎧に逃げ込んでしまうじゃろう』

「わかりました!まずはマインドフルネス。そして偽りの鎧を脱ぐための戦略ですね」

『マインドフルネスとは今ここの気付きじゃ。つまり顕在意識の領域の話じゃな。そして自己肯定感とは知らず知らずのうちに自分を支配しているものじゃ。すなわち潜在意識の話なんじゃ』

「自分で認識できる部分が顕在意識、認識できない部分が潜在意識でしたね。あれ?心のトリセツの全体像の図を見ると、その下にさらに体がありますね」

『おおっ!気付いたか。ますます鋭いではないか!』

「いや、普通に気付きますって。でも、なんでこんなところに身体があるんです?」

『ふぉ、ふぉ、ふぉ♪それはのう…』

 

続く

 

 

ざ・心のトリセツ2 自己肯定感

ざ・心のトリセツ2

自己肯定感

心のトリセツの全体像を振り返っています。前回は私、三休がついクヨクヨしているのはマインドフルネスが足りないからだと指摘を受けたところまでです。ところがマインドフルネスだけではクヨクヨが止まらないと師匠はいいます。なぜ?

 

『三休がクヨクヨ考えてしまうのにはわけがあるんじゃ!』

「ど、どんなわけが?」

『偽りの鎧じゃ!』

「偽りの鎧…って?」

『偽りの鎧を説明するには、まず潜在意識の自己肯定感について説明が必要じゃな』

「あっ!潜在意識なら知ってますよ。自分では認識できない心の領域でしょ?で、自己肯定感ってのは自分を肯定したり大切に思ったりできる力ですね」

『ほほう。よく勉強しておるのう。では三休よ具体的に聞いてみよう。どんな時にクヨクヨするんじゃ?』

「ええと、そうですねえ…。あっそうだ。だれかに話しかけたい時ですね」

『んっ?もうちょっと詳しく話してみい』

「話しかけちゃ迷惑かなって考えちゃうんです。頼み事をしなくちゃいけないときは特にですね」

『ほほう、なぜ迷惑になると考えるんじゃ?』

「ええと…なんとなくです」

『迷惑だったらどうなる?なぜクヨクヨするんじゃ?』

「断られたり、邪険にされたり、無視されたりするかもしれないじゃないですか」

『邪険にされたり無視されたらどう感じる』

「きっと悲しいでしょうね」

『それで話しかけることを躊躇するんじゃな?』

「はい。実際に話しかけられないこともあります」

『それじゃ!』

「ど、どれです?」

つづきはこちら♪

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

『それが偽りの鎧なんじゃ』

「へ?全然わかりませんよ?」

『三休は無視されるのが怖い。無視されて傷ついたりしたら、ただでさえ弱い三休の自己肯定感はさらに弱くなるじゃろう』

「えっ!私って自己肯定感が弱かったんですか!」

『何をいまさら言うておるんじゃ。無視されたらどうしようとクヨクヨしておる三休の自己肯定感のどこが強いんじゃ』

「そ、そうですか。そりゃ知らなんだ…」

『その弱い自己肯定感がさらに弱くならないようにするにはどうすればよい?』

「えーと、自己肯定感を強くすればいいんじゃないですか?」

『そのとおり!じゃが…それには欠かせないものが2つある』

「そ、その二つとは?」

『ひとつは自己肯定感を強くしたいという戦略』

「自己肯定感を強くするための戦略?たとえば?」

『単純な例でいえばクヨクヨしている時にポジティブに考えてみるとか、イライラしている時に深呼吸してみるとかじゃな』

「もう一つは?」

『マインドフルネスじゃ』

「えっ?マインドフルネスも関係するんですか?」

『そうじゃ。マインドフルネスとは何じゃった?』

「えーと、マインドフルネスとは今ここの現実にリアルタイムかつ客観的に気付いていることです」

『そうじゃ。具体的には三休がクヨクヨしている時に、自分がクヨクヨしていると気付いていることじゃ』

「な、なるほど!怒っていることに気付かなければ深呼吸することも思い出せないというわけですね」

『そのとおりじゃ。怒りやクヨクヨへの対処法を知っておっても思い出せなければ使えんじゃろう。自己肯定感を強めるコツは、マインドフルに自己肯定感を強める戦略を実行することじゃ』

「なるほどね。ところで、偽りの鎧って?」

『それは次回のお楽しみじゃ♪』

結局「偽りの鎧」が何かについては今回は語られることはありませんでしたね。次回こうご期待。