「ありがとう」と何万回か言うと幸せになれるとか、悟れるという説があって、以前かなり真剣に取り組んだことがあります。
ポジティブなことを口に出しているので気分はとてもよくなります。胸の中に暖かい気持ちがあふれて流れ出していくのがわかります。
最初は心を込めて「ありがとうございます」と言っていても、
そのうちに「一日に何回ありがとうと言う」とか「一分間に何かいつぶやけるか」とかノルマや効率を考えだすと、
とたんにうわのそらモードになって心がこもらなくなります。
それでもそれなりに効果はあるのです。
しかしうわのそらモードだと、言葉では「ありがとうございます」といいながら、いつの間にかネガティブなことを考えていて効果が相殺される危険性もありますね。
せっかく「ありがとう」というならば、心をこめてマインドフルに行ってみるとどうなるか試してみました。
結果は?
うわのそらモードで何百回か言って感じだす心の温かさ、感謝の実感がたったの2~3回で感じられました。
おススメです♪
<私のやり方>
回数だとか効率だとかはわきに置く
深く息を吸う
清らかな空気が胸に満ちるのを感じる
ゆっくりと息をはく
息が出ていくのを感じながら
その息に「ありがとう」とつぶやく
お試しください♪
嫉妬を手放して
自分にはできないことをあっさりとやってのける人がいて、正直、「すごいなあ♪いつか自分もそうなりたいな」と思い、憧れたりもします。
ところが時々、疲れていると心がささくれだって「よくそんなことができるなあ。自分には無理だ…」とあきらめムードに!
さらに疲れてくると「よくもまあ、恥ずかしげもなくそこまでできるもんだ」と批判モードに突入したりもします。
他人を批判している時、(相手が間違ったことをしているなら別ですが)本当はほしいものを手に入れられない自分へのいらだちが相手への批判に変わっていることがあります。嫉妬ですね。
他人を批判している時、もしも嫉妬が隠されているならば、マインドフルに嫉妬を見つめ、手放したほうがよさそうです。
「これは嫉妬だ」
「私は嫉妬を感じていた」
自分が嫉妬にとらわれていたことを客観視できたとき、嫉妬は自動的に手放され、嫉妬から自由になれます。
ところで、アファメーション的には、「すごいなあ♪いつか自分もそうなりたいな」ではなく、「自分もそうだ」とか「自分もそうなりつつある」とか「そうなるための準備をしている」などのほうが有効ですね。それはマインドフルネスで嫉妬を手放してからのお話しです。
一寸先は?…パラダイス♪
一寸先は…といえば「闇」とつい連想してしまいますね!ところが…
鹿児島のローカルFM曲のDJ、ポッキーさんの放送はいつも元気いっぱいでポジティブな言葉にあふれています。
「一寸先は?…パラダイス♪」というのも彼の得意なフレーズです。だれもが知っている「一寸先は闇」をもじり、予想外の結末でとてもインパクトのある言葉です。
「さずかった婚」
これも彼の放送で聞いた言葉です。「できちゃった婚」を言い換えた言葉ですね。
行き当たりばったりで無責任な「できちゃった婚」のイメージが、とたんに神聖で神々しいものに変わりました。コペルニクス的な発想の転換ですね。
言葉の力は偉大です。言う人、聴く人双方の心に与える影響はとても大きいでしょう。
ネガティブなことを言えば(聴けば)ネガティブな気分になってネガティブな現実を引き寄せます。ポジティブな言葉はポジティブな感情を増幅させて嬉しいことがおこるでしょう。
私はわたし自身と私の大切な人のため、なるべくポジティブな言葉をしゃべるようにしています。
ポジティブな言葉をしゃべるように心がけることで、マインドフルネスも同時に鍛えられます。マインドフルでなければうっかりネガティブなことを言ってしまいますから。
やがて、自分や他人のネガティブワードが引き金となってマインドフルネスのスイッチが入るようになります。
mindfulness & affirmation