『三休よ、おぬし最近、マインドフルネスについて本を書いているようじゃのう』
「師匠から学んだことを今度はアウトプットしようと思います」
『先人の知恵を後世につたえるんじゃな。それはいいことじゃ』
「はい。それに人に教えることは自分の勉強にもなるんです」
『ほほう♪』
「人に説明するときに、自分でもよくわかっていないところが浮き彫りになるんですよ。それに…」
『それに?』
「受講生や読者の皆さんからの質問にこたえることで自分の理解がぐんと深まったりもするんです」
『なるほどのう。ところでマインドフルネス文庫の最初が乗り物酔いの話とはこれまたなぜじゃ?』
マインドフルネス文庫01
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「子供のころから私は乗り物酔いで悩んでいたんです」
『ほう』
「遠足の前の日になると、明日は嵐が来て遠足が中止にならないかなとか本気で祈ってたんです。当日もバスを見たとたんに気分が悪くなって、バスが発車したらずっと下を向いて吐くのをこらえてたんです」
『ふむ。それで?』
「今でも多少は気分が悪くなることもありますけど、あるテクニックを使うようになってからほとんど酔わなくなりました」
『どんなテクニックじゃ?』
「簡単にいうと加速度と遠心力の緩和です」
詳しくは本書をお読みくだされ (^^;)ゞ
『その、加速度とか遠心力とかとマインドフルネスとはどんな関係があるんじゃ?』
「マインドフルにそのテクニックを使うと、特に効果的なんです」
『なるほど!しかし、車酔いする人はそんなに多くはなかろう?対象となる読者が限られるのではないか?』
「そうですね。たしかに車に酔う人に限定すればそんなに多くはないかもしれません。でも、私が気分が悪くなることで周りの人たちもすごく気を遣っていたと思うんです」
『ほう?』
「私が酔うことで両親や友達も私をドライブに誘うとはしませんでした。今考えるといろんな人に迷惑をかけていたんだろうなと思います。それにバスの中に一人気分が悪そうなやつがいたらみんな楽しめないでしょ」
『ふむ』
「だから身近に酔う人がいて困っている人、悩んでいる人はとても多いと思うのです。車に酔う人の親、友達、兄弟、そして教師とかね」
『なるほど!』
「それに何より、私が子供のころ、この本と出合えていたらどんなに楽だったか!」
『それで車酔いの話を書いたんじゃな。よくわかった』
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