「今、ここ」を楽しむ2

改めて「今、ここ」という観点からマインドフルネスを考察しています。

楽しいことを探してきょろきょろする必要はないっていう秘策、すなわち「楽しいことを探す」ことをやめて「今していることをマインドフルに楽しむ」ための具体的な方法とは?

 

たとえば、今掃除をしていたら、うわの空になって他のことを考えながら掃除をするのではなく、掃除にフォーカスして全身全霊を込めるのです。

 

 

雑巾を持つ手の感覚、ふいている床の感覚、きれいになっていく様子などにフォーカスして心を込めて掃除をするんです。

 

その時、よけいな思考はなくなって「今、ここ」を感じることができます。それがマインドフルネスです。

料理をしているなら、隣の部屋のテレビの音に気を取られてうわの空になったりせずに料理にフォーカスして全身全霊を込めるのです。包丁を持つ手、切られている食材の感触、ぐつぐつと煮立つなべの音などにフォーカスして心を込めて料理をするんです。その時、よけいな思考はなくなって「今、ここ」を感じることができます。それがマインドフルネスです。

食事をしているなら、口の中の食材の感触や味にフォーカスして心を込めて食事をするんです。その時、よけいな思考はなくなって「今、ここ」を感じることができます。それがマインドフルネスです。