脱原発と池ポチャの法則

池ポチャの法則はご存知ですか?

 

ゴルフであの池には入れないように注意して打つとかえって緊張してしまい、池にポチャリと落ちてしまうことが多いのです。これを池ポチャの法則と呼んでいます。

 

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同じような例はいろいろとあって、緊張してはいけないと思えば緊張し、失敗しないようにすると失敗する確率が高くなるわけで、都合の悪いことや嫌なことを避けようとするとむしろ引き寄せてしまうというややこしい仕組みが潜在意識にはあるようです。

潜在意識には否定形が理解できない、とか潜在意識はイメージ画像で処理するから池にはいるイメージが強調されるなどと説明されています。ではどうすればいいかというと、都合が悪い現実を想定してそれを否定するのではなく、

最初から理想の姿をイメージしてワクワクするのがよいわけです。つまり、フェアウエイのど真ん中やグリーンに見事に運んでいるイメージをするのが正解です。

池ポチャの法則はなにも個人のメンタルヘルスに限ったことではありません。何かに反対するとかえって相手の反発を生んでしまい、現状に固定させるような仕組みもあるように感じます。

そこで反原発、脱原発です。

原発に反対するのではなく、原発がない理想の世界はどんなかな?と想像してわくわくするのがよさそうですね。

あくまでも一例ですが、みんなの家に太陽光発電の装置がのっている。広大な遊休地や使っていない農地に太陽光発電や風力発電の設備が広がっている。それで自然に原発はすたれていて稼働していない。

原発に頼らなくても大丈夫とみんながわかっている。廃炉になった原発の屋根の上に太陽光発電の機械がのってたりすると面白いな、とか。

かくしてだれも原発なんかいらない世界がきっと実現するだろう♪そう信じてみんながわくわくしていたら、いつの間にか原発がなくなっていた!というのが理想です。

さて、政治家の人たちにはもうちょっと汗をかいていただかなくてはいけませんね。県単位で特区を作って遊休地や耕作していない農地に太陽光発電の会社を誘致したり、税金を減免したり、いろんな方法がありそうです。原発で利益を得ている人も別の発電手段で利益が得られるようなら原発に依存する必要もなくなりますよね。

夢物語かな?でもドイツではすでに原発20基ぶんの太陽光発電が稼働しているとか!日本だってやる気があったらできるんじゃないかなあ。唯一の被爆国でかつ原発事故起こした日本がやらなくてどうするの?