11 マインドフルネス3秒ルール・嫉妬

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11 マインドフルネス3秒ルール・嫉妬

 

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今回は嫉妬について取り上げてみました。

 

例えば、

 

★友人に素敵な恋人あるいは配偶者ができた

 

★職場、学校、サークルなどで、自分より他の人が人気があり、評価されているように感じる。

 

★他人のほうが、自分より人生を楽しく、うまくやれているような気がする。

 

 

 

このように、他人のほうが自分より、いろいろなことで恵まれているように感じた時に人は嫉妬の感情を抱きます。

 

嫉妬するのは、みなが持っている当たり前の感情です。

 

これを認めていないと、さらに(嫉妬している自分は醜くて嫌な存在だ)と自分を責めてしまうこともあります。

 

(嫉妬してはいけない!)と感情を押さえつけたり、自分を責めても嫉妬はなくなりません。

 

ではどうしたらいいでしょうか?

 

こんな時にマインドフルネスを使って、嫉妬に向き合ってみましょう。

 

1)どんな状況で?

 

フェイスブックのウォールに知人の「海外旅行に来ています♪」「新しいオフィスをオープンしました!」「レストランで友達とパーティをしています♪」「彼ができました♪」という記事が流れてきた。

 

2)何を考え、どんな感情にとらわれた

 

いいなあ、自分より楽しそう~と考えてうらやましく感じた。

 

3)ふと我に返った瞬間に気付く

 

おっと、これは嫉妬だ!

 

4)3秒ルールを使う

 

やった!自分の嫉妬に気づいた♪と喜んだ。

 

5)その感情はどうなったか?

 

嫉妬心は半分ぐらいになった。しかし、全部は消えなかった。

 

6)その後どのような行動をしたか?

 

意図的に素直な気持ちになって「おめでとう」と言う(書き込む)ように心がけた。

 

マインドフルだからと言ってすべての感情が、すべて完ぺきに手放されるわけではありません。感情には原因があるからです。

 

冷静な視点に立ったとしても元を絶つ必要があるものもあるでしょう。

 

次回からそのへんに迫ります。

 

キーワードは「自己肯定感」です。

 

 

ここでお勧めのワーク

 

成功した友人を1人思い描き、「おめでとう」と言ってみましょう。素直にいえたあなたは自己肯定感が強いでしょう。嫉妬心がわいたら?明日のメルマガをお楽しみに。

 

 

10 3秒ルールステップ2・感情に名前

 

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10 3秒ルールステップ2・感情に名前

 

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3秒ルールを使ってもいやな感情が全然減りません!そんな感想をいただくことがあります。実際は2~3割は軽くなってるのですが、気持ちを感じる力が鈍っているとその変化に気付かないのです。

 

 

もしくは、すぐにうわのそらモードに戻ってしまう!

 

 

自分ではマインドフルになっているつもりでも、実はまたうわのそらモードに戻っているのですね。自分がマインドフルネスかうわのそらモードなのか、すぐにわかる方法があります。今感じている感情に名前を付けるのです。

 

 

 

「私は今、怒っている」そう言えるならマインドフルネスです。感情に名前をつけたり、それを口に出して言うことを思い出せないならうわのそらモードです。

 

 

自分はマインドフルネスだ!いくらそう言い張っても、感情にきちんと名前をつけることができないならとてもマインドフルネスとは言えません。

 

 

 

感情に名前を付けるとマインドフルネスが深まります。さらにもう一歩客観的な視点に立ち、冷静に物事を判断できます。

 

「今、ここ」で感じている感情に名前を付けてみましょう。

 

「怒り」「嫉妬」「かなしみ」「怖い」など

具体的な感情に気づきましょう。

 

 

9 3秒ルール 実例 明日はプレゼン!

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9 3秒ルール 実例 明日はプレゼン!

 

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マインドフルネス3秒ルールの実例です

私自身の実例です(^^;)ゞ

 

 

こんな流れでまとめました。

1)どんな状況で

2)何を考え、どんな感情にとらわれて

3)☆ふと我に返った瞬間に気付き

4)3秒ルールを使い

5)その感情はどうなったか?

6)その後どのような行動をしたか?

 

 

<例1>

1)どんな状況で?

明日は大切なプレゼンがある…

 

 

2)何を考え、どんな感情にとらわれて

うまくいくかどうか心配→不安に!

 

実はこう見えてあがり症なうえに心配性なんです。マインドフルネスを練習していたらネガティブ思考しなくなるのではなく、ネガティブ思考に気付いて手放しやすくなるのです。

 

3)☆ふと我に返った瞬間に気付き

→心配に気付く!

 

この瞬間がマインドフルネスであり、心配事や心配している自分を客観的に見つめているので、すでに心配は解消しています。そこで…

 

4)3秒ルールを使い

 

「やった!自分が心配していることにに気付いたぞ♪」と喜びながら再確認しました。つまり3秒ルールでダメ押ししたわけですね。

 

 

5)その感情はどうなったか?

不安感が薄れてきましたので

 

6)その後どのような行動をしたか?

クヨクヨしてないでもう一度資料を見直してから寝ることにしました。つまり前向きな行動をとることができたわけです。

 

 

 

うわのそらモードが続いていれば、クヨクヨしつづけて眠れなくなり、睡眠不足でパフォーマンスが低下し、翌日は失敗していたでしょう。不安感が薄れ、前向きな行動ができたのはマインドフルネスの効果ですね。